Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh34;韓国と価値を共有しない日本

今日3月5日、NHK朝7時のニュースのトップ2(?)で外務省の韓国紹介Webから「基本的価値を共有する」の記載が削除されたと紹介されました。記事をネットで見つけました。
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これに続く9時の民放番組で、元首相の鳩山由紀夫氏が「普天間飛行場を日本に返還してもらおうと私は考えていたが、外務省の強い反対にあった」と言っていました。

今更ぐちる鳩山さんには、あきれて物申す気もしませんが、それにしても日本の外務省って時の政府の方針を無視して動くんですかねぇ?政府方針に従わないお役所があり、それで済むのだとしたら、悪いことをする人が多い政治家なんか不要で、省庁の役人に国を運営してもらえば好い、ってことになります。

日本のお役人は政治家なんかよりもずっと頭が良いし、長い間、同じ分野の仕事をしているので、知識や情報は豊富で、頭の悪い政治家が浅はかな考えを押し付けてくるのには耐えられない、という気持ちも判らないではありません。だからといって、政治家が言う事と全く逆のことをする程、お役人は大胆でもないし、馬鹿でもないと思いますから、お役人が言ったとかやった、というのなら、やっぱ政治家の方針に沿った行為ではないかなぁと推察します。

とすると、外務省の韓国紹介記事の見直しは、岸田外務大臣の、指示は無かったかもしれませんが、少なくとも承認があった、と考えて好いのではないでしょうか。岸田外務大臣は、お見受けする所、ご自身の考えを持たないお方のようなので、安倍首相の意向を忖度(そんたく)したのでしょう。忖度(そんたく)というのは、簡単なことを難しくいうのが好きな政治家が好む言葉で、「他人の心をおしはかること」です。判り易く言えば「言われてはいないが、多分、相手はこう思っているだろうと思い図(はか)る」行為です。

岸田外務大臣は、首相から直接あるいは間接的に指示されたか、または首相の意向を「忖度」して、外務省に韓国紹介記事の見直しを指示したか、指示しないまでも承認しました。

または、岸田外務大臣から言われる前に、外務省の役人が、岸田大臣の気持ち、ではないですね、彼は自分の考えがない人ですから、安倍首相の意向、を忖度して記事を修正したのです。

鳩山元首相のコメントを参考にすれば、ひょっとすると外務省が自分勝手に韓国紹介記事の書き換えを決めたのかもしれません。外務省のお役人は外務大臣や首相よりもずっと頭が好いですから、大臣や首相の意向などを聞く姿勢も少なく、「外交で優位性を確保するにはこの際、韓国など無視しているよ、という態度を相手に伝えておこう!」と考えて自発的に行った可能性もあります。

どんな経緯があったにしろ、何で今、「基本的価値を共有している、というのは間違いだった!」なんて態度表明する必要があるんですかねぇ?日本の方針が変わったのなら、面と向かって伝えればいいのに、偶然、ネットで検索しないとわからないような隅っこの記事を密(ひそ)かに修正しておく、ってなやり方は、陰険(いんけん)だし、非効率的で、相手に揚げ足を取られかねない愚策だと思います。そんなことはやらないし、言わないで済ます方法こそがスマートな外交でしょうから、日本の外務省も二流、三流に成り下がったと思わざるを得ません、いやいや、日本の外交は元々、二流以下だったという見方もできるでしょうから、とうとう馬脚を露(あらわ)してしまった、とも言えます。

それにつけても、最近は、この種の、やられたらやり返す、という負の連鎖が多くなってきた気がして、世の中、これからどうなってしまうんだろうか、と気がかりです。

確かに、韓国の朴大統領の言動には大きな問題があって、たまには苛(いじ)め返してやりたい気持ちも判らないではありません。しかし、それは日本の安倍首相だって同じです。この2人に決定的に欠けているものは「相手を思いやる心」でしょう。2人とも親族が国のトップを務めた家庭で苦労というものを知らずに育ちました。そういう人は他人に優しくなれないんですねぇ、自分本位ですから。こういう時こそ裏方(うらかた)のお役人が諌(いさ)めないといけないと思うんですが、お役人も順風満帆で出世街道を駆け登った人が多く、「自分が一番正しい」という考えに陥(おちい)っています。

くどくて申し訳ありませんが、我が尊敬するお釈迦様の言葉を再度ご紹介しておきましょう。

「世間では、人々は諸々の見解のうちで勝れているとみなす見解を「最上なもの」であると考えて、それよりも他の見解はすべて「つまらないものである」と説く。それ故にかれは諸々の論争を超えることがない。」

「かれは見たこと、学んだこと、戒律や道徳、思索(しさく)したことについて、自分の奉じていることのうちにのみすぐれた実(みの)りを見、そこで、それだけに執着(しゅうちゃく)して、それ以外の他のものを、すべてつまらぬものであると見なす。ひとが何かあるものに依拠(いきょ)して「その他のものはつまらぬものである」と見なすならば、それは実にこだわりである。それゆえに修行者は、見たこと、学んだこと、思索したこと、または戒律や道徳にこだわってはならない。」
  (中村元訳「ブッダのことば」(スッタニパータ)より)

合わせて、我が尊敬するもう一人の先人、孔子先生のお言葉もご紹介しましょう。
「詩三百、一言以蔽之、曰思無邪」
 (「詩経という本には300もの沢山の教えが書かれているが、それらを一言で表せば「思いに邪(よこしま)無し」と言えるだろう」と孔子先生は仰(おっしゃ)った。)

今日の朝日新聞によれば近々開かれる中国・全国人民代表大会(全人代)の報道官が「2015年度の国防予算は対前年10%前後Upになる見通しだ」と明らかにしました。戦後70年、殺し合いで大勢の人が死んでいった戦争を体験したことが無い人たちが国の将来を左右する立場についた今、我が国の意向に従わないなら武力で!という風潮が頭を持ち上げ始めました。相手がそうでるならこちらも負けずに!と日本も軍備増強を進め、軍拡というマイナス効果しかない競走がエスカレートしていきます。歴史は繰り返すといいますが、こんな様子を見ていると、戦争という名の殺戮が懲(こ)りもせずにまた行われるのかな、と危惧(きぐ)せざるを得ません。人間の愚かさは今も昔も変らない、という冷(さ)めた見方もできますし。

「もしそうだとしても、せめて私が生きている間には戦争がありませんように!」と神にすがりたくなりますが、神は心やましい者には冷淡ですから「人類はこの際、滅ぼしておこう!」なんて考えないとも限りません。

なんとも物騒(ぶっそう)な世になってきました。この辺りで中国共産党、朴大統領、安倍首相には退陣ねがい、平和志向の、若くて、できたら苦労した経験を持つ人たちに、国際関係の改善をお任せできたら、未来は少し明るくなるように思えますが、みなさんはどう思われますか?
(完)
Jackie Evancho: Danny Boy (with lyrics)
https://www.youtube.com/watch?v=8s_jleJFR_M
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