Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草36:日中韓の行く末

昨日3月21日、ソウルで日中韓外相会議が開かれました。今日22日(日曜日)のTVニュースによれば、韓国は慰安婦問題、中国は歴史認識、を強く主張し、日本は未来志向つまり過去にはふれない、という姿勢だったといいますから、3ヶ国の主張は平行線を辿(だと)ったままとも言えますが、早期の3か国首脳会談の必要性については合意したとのこと。そりゃそうでしょう、極東の経済大国である日中韓が三竦(すく)みでいて、それぞれの国民が幸せであるわけはありませんから「今更つまらんことをいっていないで、さっさと仲良くしなさい!」と叱ってやりましたが、しかし、3ヶ国の首脳会談をいつ開くかについては何も決まらなかったようですから、このブログが公開される五月初旬には、そんなことは話題にもならない位に忘れ去られ、首脳抜きの人や物の交流だけが進んでいるのではないかと思います。

何度も繰り返して恐縮ですが、中国の共産党独裁体制、韓国の朴大統領の無能さ、日本の安倍首相の独善、は救いようがなく、この三竦み状態を打破するには、これらの3つの内のいずれか一つが実権から離脱するしかないでしょう。中国共産党が朴大統領や安倍首相より早く消滅するとは考え辛いので、朴大統領または安倍首相が別の人に入れ替わるまで三ヶ国首脳会議は開かれのではないかと思います。また仮に開かれたとしても、安倍首相だけ歴史認識が異なる、との理由で無視され、実質的には中国・韓国の2ヶ国から日本がのけ者にされる構図だけが浮き彫りになって、日本の孤立が世界に改めて認識されることになります。

そうそう、今日のニュースで自民党の三原じゅん子議員(むかしTVドラマ「金ぱち先生」に出演し有名になった女の子)が「八紘一宇(はっこういちう)」の思想を世界に知らしめるべきだ、と国会で発言したことが採り上げられていました。

「日本が太平洋戦争前に海外進出したのは、相手の国の繁栄を思う有り難い天皇の意思に基づいたものである」との意味が含まれた言葉のようです。どう考えても三原議員がこんな言葉を自分で思いついて発言に組み入れたとは思えませんが、それにしても物おじせずに堂々と八紘一宇を国会でまくし立てる姿を見て、恐ろしい国になってきたなぁと感じました。くしくもチュニジアの首都チェニスでは、テロで日本人観光客3人を含む20人以上が無くなり、世界の平和も身勝手な主張の暴力集団によって脅かされています。日本も自衛隊という武器をどう使うか腐心していますから、その内に武力で日本を守る動きが独り歩きを始め、相手を殺して日本に平和をもたらす、という恐ろしい結論が導かれる可能性は高くなっています。

三原議員の発言はネットでも採り上げられていたのでご紹介しておきましょう。
日刊ゲンダイ(3月17日)
見出「「八紘一宇」持ち出した三原じゅん子氏に沈黙する国会の異常」
「まさか、21世紀の国会で、この言葉を聞くとは思わなかった。16日の参院予算委で、質問に立った自民党の三原じゅん子議員(50)が「八紘一宇」という戦前・戦中のスローガンを唐突に持ち出し、「日本が建国以来、大切にしてきた価値観」とまで言ってのけた。

 八紘一宇とは「全世界を天皇の下にひとつの家のようにする」という意味が込められている。先の大戦中には朝鮮半島・台湾の植民地化、中国・東南アジアへの侵略を正当化するためのスローガンとして喧伝された。

三原議員の発言は企業の国際的な租税回避問題を取り上げる中で飛び出した。「八紘一宇の理念の下に、税の仕組みを運用していくことを安倍総理こそが世界に提案すべきだ」と語ったが、この時代がかったセンス、戦前日本の侵略行為への無反省、戦前回帰の発想にはホント、目まいがしてくる。(以下省略)」

話が大分それてしまいましたが、日中韓の関係に話を戻すと、朴大統領または安倍首相の退陣は近い将来に必ず行われます。一方、中国共産党はこの2人よりも早く崩壊することはないでしょう、中国人民には気の毒ですが。
朴大統領が早めに退陣したとして、次の大統領なら安倍首相と組むか、というと、韓国の国民感情を無視する度胸はないでしょうから、やはり歴史認識や慰安婦問題を前面に押し出し、日本に譲歩しないでしょう。

ご参考:三浦議員の国会での発言映像を見たい方は次のURLをどうぞ。下段にあります。
http://matome.naver.jp/odai/2142649853278949201
映像を見ると、彼女は国会議員というより、自民党の長老に操(あやつ)られているスポークスマン(ウーマン)か役者みたいですねぇ。

いずれにしても安倍首相は分が悪いですねぇ。満州帝国や日中戦争については日本に一方的に問題があったのではない、と考えているようですし、慰安婦問題はなかった、という認識のようですから、「それはさて置いて、まずは仲良くしましょう」なんて言ってくれる韓国大統領は現れないでしょう。勿論、中国共産党も「侵略は無かったことにしてお付き合いしましょう」とは言ってくれません。

結局、安倍首相が別の人に代わるまで、日中韓の首脳が胸襟をひらいて会談する機会はない、というのがmhの見立てです。

つまり、安倍首相が日本のリーダーである間、日本と中国・韓国との武力対立の危機は高まる一方で、大袈裟にいえば、一触即発の緊張の糸は張りつめられ、そのうちに切れてしまうのではないか、という不安は増していくでしょう。武力抗争がどの国の国民にとっても不幸をもたらすことは判っていても、人間は愚かですから、結局は避けられないというシナリオは十分な現実味があります。「核兵器を使う準備はできていた」というプーチン大統領のクリミア編入から1年後の回顧発言に大勢のロシア国民が赤の広場に集まって拍手で称賛するニュース報道もあったばかりです!いよいよ世界は少し派手な殺し合いが起きないと落ち着かない状態になったのかも知れません。

膨らんだ緊張の風船は過去の歴史を繰り返すように割れる運命か?それともその緊張の空気を少し抜いて危険を和らげることができるのか?個人の力でどうこうできるものでもなさそうですが、だからといって他人事ではない、というのも事実です。さて、どうしたものでしょうかねぇ。

John Lennon - Imagine - Lyrics
https://www.youtube.com/watch?v=RwUGSYDKUxU
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