Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草45:終戦70周年への対応

数日前の5月8(?)日、モスクワの赤の広場で第二次世界大戦の終戦70周年パレードが行われ、36ヶ国が参加したようです。中国は身長180cm以上の兵士集団を派遣し、プーチン大統領とその脇に控えた習近平主席の前をロシア軍団とともに行進しました。確か、周主席の奥方も主席の隣で観閲していたはずで、ロシアと中国の蜜月ぶりが伺われます。ロシアも中国も独裁体制を敷いている仲間ですから、同類相哀れむ、ということでお互いの後ろめたさをパレードという威勢のいい行事で払拭(ふっしょく)してしまおうと目論んでいるのではないかと思いますが、天知る地知る我知る。そして誰よりも抑圧されている人民が知っていますから、お二方とも退任後はひどいしっぺ返しを受けるでしょう。

で、驚いたのは、ドイツのメルケル首相の対応です!パレードには出席せず、その翌日、モスクワを訪れて、プーチン大統領に「やり過ぎは駄目よ!」と釘を刺してから戦士の墓に詣でて献花したんですねぇ!なんて賢い女だろうって思いました。

メルケル首相がロシアの戦勝記念日に出席しなかったのは、負けたのが悔しいからでは、勿論、ありません。ロシアのウクライナ侵攻への非難を示すためです。同時に、70年前にロシアに仕掛けた戦争の責任は忘れていません、とも表示したのですね。至極、筋が通った振る舞いで感心しました。日本の首相補佐か外交特使でもお願いできるとありがたいですねぇ。

彼女はきっと苦労した人に違いない、と思ってwikiで調べるとやっぱりでした!
02598a.png
「アンゲラ・ドロテア・メルケル(ドイツ語: Angela Dorothea Merkel, 出生名:アンゲラ・ドロテア・カスナー/Angela Dorothea Kasner, 1954年7月17日 - )は、ドイツの政治家。2000年よりキリスト教民主同盟 (CDU) 党首。第8代ドイツ連邦共和国首相。ドイツ国内において、女性としては初の大政党党首・首相である。」
父は牧師、母はラテン語と英語の教師です。1954年、彼女が生まれて数週間後、一家は父の都合で東ドイツに移住しました。
「学校時代は、付き合いは良いが目立たない生徒であったという。成績は優秀で、中学校時代の全科目の平均評価は1.0(日本でいえば「オール5」)で、特にロシア語と数学に優れていた。1973年にカールマルクス・ライプツィヒ大学(現ライプツィヒ大学)に入学、物理学を専攻する。彼女はこのころポーランドへの長期自転車旅行に出かけている。

在学中の1977年に同じ学部の学生だったウルリッヒ・メルケルと結婚。現在の姓は彼に由来するものである。しかしこの結婚生活は4年で終わった。1978年、優良の成績で学士号を取得、東ベルリンにある科学アカデミーに就職し、理論物理学を研究する。ここで現在の夫ヨアヒム・ザウアーと出会うが、2人が結婚するのはずっと後の1998年である。1986年、博士論文を提出して博士号 (Dr. rer. nat.) を取得。物理学者として分析化学に配置転換となる。同年初めて西ドイツを旅行。これは審査で国家に忠実とみなされた者にのみ許される権利だった。この頃の彼女に政治活動は見られず、SED党員でもなく反政府活動もしていなかった。1989年のベルリンの壁崩壊時、先行きが不安になった科学アカデミーを辞職、「民主主義の出発」の結党メンバーになる」ことで彼女の政界での活動が始まったのです。
02598b.png
23歳で学生結婚、4年で離婚し、34歳まで東ドイツで暮らしました。44歳で今の旦那と正式に結婚しています、出会いは10年以上も前のようです。
02598c.png
ドイツやフランスでは籍を入れずに同棲しているカップルが多いようですねぇ。

「世界の同棲率」でYahoo検索すると次のグラフが見つかりました。
02598d.png
上のグラフを見ると、日本や韓国では20代の結婚率(オレンジ)は低く、いずれの世代でも同棲率(緑)は低くなっていますが、欧米では特に20代で同棲率が高く、40代になっても結婚せずに同棲している人も結構いるようです。
グラフで青(未婚・未同棲)と緑(同棲)の間の白い部分は「離婚中の人」の割合を示していると考えられますから、欧米では100人中15人、日韓なら100人中5人、は離婚中となります。

つまり欧米では離婚中の人が多く、離婚率は高いと言えますから、慌てて結婚せずに同棲で様子をみる傾向が高いとも言えそうです。欧米の結婚感が正しいとすれば、40代で結婚している人の割合が高い日本では、離婚したくても我慢して結婚生活を続けている夫婦が多いってことかも知れません。
とすれば、日本人は我慢強いと言えそうですが、実態は、離婚すると生活が困難になる人が多いからではないかとも思われます。

フランスの結婚について次の記事が見つかりました。
「フランスは、一度正式に結婚すると、離婚ではお互いの同意が有っても複雑な手続きと費用が必要で、簡単ではない(離婚自体が認められたのは1975年)。よってPACS※(Pacte Civil de Solidarité:連帯市民協約若しくは市民連帯契約と訳す)制度もあるので其を選ぶカップルが多い
※正式に籍を入れた夫婦と同等の権利(結婚より規則が緩い)を認め、公証する制度。」

また婚姻率と離婚率では次のデーターもありました。
02598e.png
婚姻率と離婚率:人口1千人当たりの年間の結婚回数を婚姻率、離婚回数を離婚率という。
日本の場合、人口1千人の町なら1年当たり5回の結婚式と2回の離婚があるってことで、いずれも平均的な値のようです。私の想定よりも離婚の比率が高いのは、嘆くべきか、それとも個人の自由が尊重される傾向が高いということで喜ぶべきことか。多分、後者かと思うんですが・・・

今のご時世、結婚すれば幸せになれるってのは迷信とも言えますが、メルケルさんには是非、幸せな結婚生活を送ってほしいものです。
Only You Lyrics - Only You Song by The Platters
https://www.youtube.com/watch?v=XnIGsApQiLI
(完)

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する