Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草―特番(57):オリンピック・エンブレム

(10月2日投稿予定だった「ブログmh徒然草57」を緊急公開させて頂きます。)
オリンピック中央会場の国立競技場の建設スケジュール、仕様、費用やオリンピック・エンブレムの盗作問題で「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」が関与する不祥事が続いています。

委員会会長の元総理森 喜朗(もり よしろう)氏は78歳でmhよりも一回り先輩です。森氏に対するmhの評価は既に何度か、このブログでもご披露していますのでご承知かと思いますが、極めて否定的です!オリンピックの企画の責任者なんかやらせて大丈夫かしら、問題を起こすんじゃあないかしら、と心配していました。彼が不祥事や資金運用ミスをしたら、尻拭いさせられるのは我々国民ですからねぇ。

そんな中、昨日9月1日、遅きに失した感もありますが、佐野氏のオリンピック・エンブレムの白紙撤回が確定しました。その翌日の今日9月2日、森氏とエンブレムに関する記事を拾ってみると次の通りです。

まず、組織委員会の設立に関するネット記事です。
「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会を設立!」
2014.01.27
*組織委員会設立に際し、東京オリンピック・パラリンピック調整会議を開催し、設立時評議員、同理事、同監事を選任。続いて設立時理事会において、代表理事(会長)に森喜朗元内閣総理大臣・公益財団法人日本体育協会名誉会長を選定。その後、第1回評議員会、第1回理事会を開催し、組織委員会事務局を統括する事務総長に武藤敏郎株式会社大和総研理事長、および副事務総長に布村幸彦元文部科学省スポーツ・青少年局長を選任しました。
http://www.joc.or.jp/news/detail.html?id=4819

で、森氏が会長になったについては、上の公益財団法事日本オリンピック委員会ニュースでは「理事会で選定された」となっていますが、実はそうではありません!理事会の約2週間前には内定していた、いわゆる「出来レース」だったんですねぇ!
「20年東京五輪:組織委会長に森喜朗氏」
毎日新聞2014年01月14日
*2020年東京五輪・パラリンピックを運営する組織委員会会長に、森喜朗元首相(76)の就任が14日、正式決定した。五輪担当相の下村博文・文部科学相と、東京都の秋山俊行副知事、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が東京都内で森氏に要請し、森氏が受諾した。
http://mainichi.jp/sports/news/20140115k0000m050092000c.html
下村文科相らが森氏に会長就任を要請したのは1月14日で理事会で選定されたのは、その2週間後の1月27日のようです。ま、日本の慣習を考えると至極、ありきたりの流れです。


で、佐野氏のエンブレムは他のデザインの盗用では?との疑念が、かなり確実視されるようになった段階での8月28日、組織委員会の「問題はない!」との見解と、選定経過が載ったニュースが流れました。
「原案は違ったもの」「発想、思想、造形からすべて違う」…劇場ロゴとの類似性を否定、組織委が選考経過を説明
2015.8.28
*2020年東京五輪のエンブレムがベルギーの劇場ロゴと似ていると指摘されている問題で、大会組織委は28日、改めて選考経過を説明した。他の商標との類似を避けるため、原案を修正した上で発表されたとし「発想は全く違う」との認識を示し、類似性を否定した。
*エンブレムは昨年11月、104点の応募作品の中から投票で4点まで絞り込んで、最後は審査委員8人の議論を経て、佐野研二郎氏の原案に決定したという。審査の過程では、デザイナーの名前は一切伏せられていたとしている。
http://www.sankei.com/sports/news/150828/spo1508280037-n1.html
つまり、森会長が就任してから10ヶ月後、エンブレムの選考が行われ、佐野氏のデザインが内定したのです。

しかし、佐野氏の作品には盗作と思われるものが多く、オリンピック・エンブレムについてもかなり類似した商標が日本特許庁にも登録されていたりして、東京オリンピック委員会も観念し、エンブレムの修正を発表したのが昨日。
森氏に駆け寄る記者のTVニュースがありました。
「森会長「何が残念なんだよ」エンブレム問題」
日本テレビ系(NNN) 9月1日(火)20時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150901-00000096-nnn-soci
*アートディレクターの佐野研二郎氏がデザインした2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムについて、大会組織委員会が1日、正式に使用中止を決めた。この問題について、東京五輪組織委員会の森喜朗会長は、記者からの「残念な結果になりましたが」の質問に対し、「何が残念なんだよ」と不機嫌な様子で話した。
森氏の反応は、上のURLの動画で見て頂く方が好いでしょう。

公開前に念のためと思い、上のURLをチェックしたら画像が見れなくなっています!理由は不明です、大勢がアクセスしてパンクしているかも、とのコメントがありましたが、まさか、中国みたいに「検閲を受けて消された」ってことはないですよね。

今日9月2日には、森氏の責任論も出ているというか、出てきそうだ、とのニュースもありました。
「森会長に責任論浮上!競技場に続きエンブレムも白紙撤回の事態に」
(スポーツ報知 9月2日(水)7時3分配信)
*自民党幹部や政府関係者によると、同党幹部や五輪関係者らが、佐野氏の“盗用”疑惑が浮上して以降、エンブレムを差し替えるよう組織委に再三にわたって警告していた。
*五輪関係団体幹部らは、独自にデザインアートに詳しい識者から意見を聴取。「今後のエンブレム使用は厳しい」との判断に傾き、組織委にも水面下で使用をやめるよう説得をしてきた。だが、森氏と近い関係にある武藤氏らが「1回決めたものを撤回すると、国際的な信用問題になる」と聞く耳を持たず、事態は悪化した。
*森氏は五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の総工費膨張問題でも、全面見直しに向けた「最大の障壁だった」(自民党幹部)。自身が関与してきたラグビーW杯日本大会も運営や事務手続き上の不手際から、南アフリカなどから返上論が出ている。「新国立とエンブレム問題のダブルパンチ。組織の一新が必要だ」との声が強まっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150902-00000002-sph-soci

で~、これからmhの愚痴をご披露しようと思っているところですが、実は、それを代弁しているような批評がネットで見つかりました。
「絶望的ポンコツチームの東京オリンピック組織委員会は即刻、解体せよ」
livedoorニュース2015年09月01日 16:17
*森喜朗氏を筆頭とする東京オリンピック組織委員会の解体を提案したい。もはや、組織として問題外のレベルである。そして、もはや日本の表舞台に二度と登場しないことを約束していただきたい。これ以上恥の上塗りは勘弁だ。切に願う。
この本文はもっと長く、興味がありましたら次のURLからご確認下さい。
http://blogos.com/article/131418/

かねがね、ネットに流れる個人的な見解については、偏ったものが多いので、娯楽としてみる程度にしていますが、今回のエンブレム問題については、組織委員会の対応に批判的なものが多く、やっぱりねぇ、と思っています。

国立競技場問題にしてもエンブレム問題にしても、森会長が直接「これにしろ」と指示したとは思えませんが、2つとも重要な問題ですから、会長の耳に入れる前に決めた、ということは無いでしょう。そんなことをしていたなら森氏はTVの前で「あいつが俺を無視してやったことで、心底、気分を害している!」ってなことを言っているはずですが、それがありませんからね。事前に打診され、「よろしくね」で済ませるタイプでもなさそうですから必ず持論か自分の好みを伝えたはずで、「やっぱ、こうしたい」とか「この方針でやってほしい」などと言っているのではないかと思います。例えばエンブレム問題では、「専門家は大丈夫だって言ってるんだろう?だったらマスコミが騒いでいるのは無視して、突っ走れ!」ってなことを言ったのではないかと思います、邪推かも知れませんが。国立競技場の費用問題でも3千6百億円(?)では高いので2千5百億円くらい(?)に見直せないかとの意見に対して、「たった1千億円くらい、どうして出せないんだ!」と怒っていましたから、今回のエンブレム問題でも、彼がどんなことを言ったのだろうか、ということはいくらでも邪推できそうです。国立競技場の見直しは森氏が決断する前に安倍首相が決めてましたし、今回のエンブレムの白紙撤回もひょっとすると安倍首相が決めたのかも知れません。森氏が一旦言い出したら、安倍首相以外には止められないという話もありました、安倍首相が森氏を選んだんだし、止めさせることができるのは安倍首相しかいないようですからねぇ。

森会長が居座っているオリンピック委員会では恐らく革新的な、国民の希望を忖度(そんたく)した運営は不可能ではないかと思います。何故なら、凡そ国民の声を聞く姿勢も聞いて判断する能力も持ち合わせていないのですから。問題は、こんな人を委員長に推薦したのは誰か、ということになります。下村文科相がキーパーソンのようですが、その親分の安倍首相が関係していない訳はありませんし、安倍氏が決めたと考えて間違いないでしょう。森氏や安倍首相、下村文科相は靖国神社参拝議員ですから、やっぱ、お仲間なんですねぇ。

間違うのは仕方ないですよ、人間だから!というのは相田みつお氏だったか・・・お釈迦様も仰られたのではないかと思います。しかし、間違いを認めずに開き直って居座るっていうのは一国の総理がやることですかねぇ?それが政治の世界でのし上がる必要条件となっているんですかねぇ?孔子様の「間違えば改むるに憚(はばか)ること勿(なか)れ」という教えは聞いたことも無いんですかねぇ?

こんな様子を見ていると、かねがねお伝えしているように、やっぱ日本脱出を急がねばならないぞ、と改めて思う次第です。また円を外貨に切り替えておかねば!今度はインドネシア・ルピーを買い増ししようかしら。

The three bells (Little Jimmy Brown)
https://www.youtube.com/watch?v=ojzBi-dDPTk
(完)

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コメント


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以前「三すくみ」の意味を取り違えていらっしゃいましたが、今回も「邪推できそう」とは!もっと 国語の勉強をしてから書いてね!恥ずかしい!!

| URL | 2015-09-04(Fri)15:02 [編集]


私の弟妹は美大卒で、それぞれの分野で活躍しています。
妹は、スペインで開催中のカダケス国際ミニプリント展
「第35回カダケス国際ミニプリント展」で、大賞をいただきました。

54ヵ国683人の中から6名の大賞の一人として選ばれたんです。


弟妹たちが、美大を出てどんな仕事するのか・・・
絵描きぐらいしか想像ができませんでしたが
『商業デザイン』というコースがあって、
宣伝広告の世界で活躍するんだと~知りました。

私は、桜をモジッタ~オリンピック招致運動の際に配られたポスターでいいのでは!?と思いますが
色々な利権が絡んで・・・そうはいかないようですね。

どんな形で収まるのか・・・興味があります。

いつだったか広告会社の人とお話する機会がありましたが
文化は過去の繰り返し・・・
ちょっとの違いで如何に新しさを醸し出すか~
そのことに切磋琢磨している日々だそうです。

old-new 古い様でいて・・・実は新しい

なにかイイアイデアないかしら~ね。

monalisa | URL | 2015-09-05(Sat)21:42 [編集]


Re: タイトルなし

お礼の返信、おくれてすみません。ここ数日、ブログの仕込みに忙しくて・・・

で、オリンピックのエンブレムですが、私も桜の花びらのものでいいと思いますよ。オリンピック委員会が選んだものではないといけない(桜のエンブレムは招致委員会が選んだという主張でしょう)とか、なんとか、いろいろ言ってますが、オリンピック委員会が追認してやれば問題ないと思うし、その他の問題も、対処の仕方があると思います。森会長のオリンピック委員会の面子がなくなるので、理屈をこねているだけだろう、というのがmhの見立てです。

言い出したらきかない老人の集まりがオリンピック委員会ですから、恐らく再募集すると思いますので、小宮律子女史にもアイデアを考えて頂くと好いのではないかと思います。定規やコンパスを使ったものではなく、手書きで、例えば棟方志功のような、そこらにはない手法の絵なら商標権の問題も少ないと思いますから小宮さんの絵でいいと思いますね。丸ではないなめらかな曲線で富士山を描くと良いと思いますので、提案してみて下さい。当選しても賞金の分担は請求しませんので、その辺りは心配いりません。使う色は白、赤、青、緑、黄、金、から3~5色選ぶといいと思います。

mystery hunter | URL | 2015-09-07(Mon)09:06 [編集]