Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草―59(特番):理不尽なこと

9月11日の朝、久しぶりに団地内遊歩道を散歩していると、夏の名残の日差しは戻り、雨上がりの道が爽やかで、両脇の緑も映えています。萩も薄紫の花を付け始め、薄(すすき)の穂もちらほらと見えて、そっと秋が忍び寄ってきた気配がしました。喜多郎の曲を聞きながら、猫背を矯正しようと空を見上げて手を大きく振って散歩していると、なんだか幸せな気分になります。エジプト旅行まであと一カ月とすこし。旅行残金の振り込み請求がまだ届いていないので、まさか、カイロで起きたテロの影響でツアーがキャンセルされたってことはないだろうな?もしキャンセルなら、エチオピアかモナコ、それとも久しぶりに中国に行ってみるかな、などと思いを巡らすのも悪い気分ではありません。

しかし、前日の9月10日、台風18号の雨雲が栃木県辺りに長時間居座り、鬼怒川が氾濫して、TVは1日中このニュースでもちきりでした。決壊した堤防から流れ出る水は家や車を飲み込んで、行方不明者が25人いると、今もTVで伝えています。沢山の家が流されたり、床上浸水したり、田畑やビニールハウスも水浸しの様子を見ると、水が引いてからも、大変な生活が待っている人々が多いことに驚かされますが、横浜の丘にある団地ビル10階の住人mhに直接関係することは今のところ何もありません。そのうち、野菜や米の値段が上って、年金生活者のmhにもじわじわと影響が及ぶのかしら、などと、つまらぬ心配をしているうちに、時は過ぎ、また元の何の変哲もない生活が戻って来ます。

TVで鬼怒川の堤防決壊のニュースを見ながら、大変だねぇ、明日は我が身かもねえ、などと言っている人と、堤防決壊で人的、物的被害を実際に被(こうむ)り、これから何をどうしていいのか考えられないほど落胆している人の差は歴然としています。この理不尽な差がなぜ生れたかを考える時、運命の不思議を思わざるを得ません。

友人のFacebookから借用しました。日本のTVではモザイクがかかっていた映像です。
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1週間ほど前、ギリシャに流れ着いた子供です。この子は、何故、寂しく、悲しく、短い人生を終えねばならなかったのか。シリアにいたらISに殺されるか内戦で家や仕事を失うだけなので、家族全員で死を賭して脱出することを選択した結末です。無事に目的地に行きつけたとしても、温かく受け入れてもらえる保証はありません。日本なら難民認定基準に適合しないので入国は拒否されます。せめてドイツなど、難民受け入れ国に資金支援くらいしてやればいいのに、国会は集団的自衛権の関連法案を通すの、通さないのに明け暮れて、そんなことはお構いなしです。

TVで、これらのニュースを見て、気の毒だねぇ、何とかならないのかしら、などと思っているだけでは、悲惨な運命に晒されている人には何の役にも立ちませんので、エジプト旅行のお小遣いから、わずかですが1万円を国境なき医師団に寄付させて頂きました。皆さんもご検討下さい。

Dusty Springfield ~ You Don't Have To Say You Love Me (with lyrics)
https://www.youtube.com/watch?v=6IXr5dZ9iAk
(完)
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