Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

ナイル川の不思議


お知らせ:
このブログに張り付けておいた写真は手違いで消去してしまいました。
保管しておいたpdfから再生したブログはライブドアのブログに張り付けておきましたので
もしご関心がございましたら、つぎのURLでご確認下さい。
http://blog.livedoor.jp/mysteryhunter/preview/edit/9b5e40ce317ab0a8145c74940e87f74c
なおライブドアブログのホームページURLは下記です。
http://blog.livedoor.jp/mysteryhunter/

<ナイル川の不思議な質問>     2014年2月 Mystery Hunter
 
 「全長が2,000kmを超える大河は世界に41河川もあるのに、
  ナイル川が一番長くて、最も真っ直ぐ南から北に流れています!
  そのわけはなんでしょうか?」

上の質問を、どう思いますか?

  「本当なの?なにかの間違いではないの?」
  「わけなんかあるわけないでしょ!」

いやいや、何かといろいろ在るのです!!

Wikipediaで入手した情報をご披露しておきましょう。

まず“川の長さ/全長”とは何か?セントローレンス川を例にオサライです。
01:definition-river
水源: 川の流れの源となる場所。
河口: 下流に向かう流れが停止、または計測不能になる場所。

全長: 河口と、河口から最も遠い水源までの、流れに沿った距離。

水源は通常、山奥に複数あります。踏み入って探さねばなりません。
雨季と乾季で位置は異なります。

途中の湖は、全長決定時の水源とは見なしません。
上流からの水が河口に向かって流れている「通過点」と見なします。

大きな入江を持つ川では、河口位置を探すのは大変な作業です。
広い入江のどの地点まで水が常に下流に向いて流れているのか?
潮の満ち干による潮流の影響をどう排除して計測するか?

つまり、川の全長の測定・決定には、想像以上の労力と困難が伴うのです。
それでも、多くの関係者の不尽の努力で、川の全長は“確定”しています。

「世界の大河図」「長さ順の一覧表」を見て下さい。(いずれも2千km以上)
ナイル川は、最も長く、もっとも直線的(注1)に北に流れています!
05;atlas-river
「長さ順の一覧表」(Wiki「長さ順の川の一覧」より)
(全長が2千kmを超える41河川に絞っています。)
06;ranking-1
07;ranking-2

2千kmといえば北海道知床岬から鹿児島大隅半島の佐多岬までの距離です。
日本最長の川は信濃川ですが、たったの367kmです!
中国人が「小日本(シャオ・リー・ベン)」と言うのも頷けます。

以下はナイル川の資料(Wiki「ナイル川」)です。
出来るだけ図を拡大するため、北を左側にもってきています。
02;nile from satelite
左端の青いのは地中海。右端の湖はビクトリア湖です。
下流は砂漠で上流は熱帯雨林。見事に分かれているのですね!
03;nile on the map
ナイル川流域図です。
04;white & blue nile
ナイル川上流拡大図です。
ビクトリア湖から流れ出る水の色はタナ湖からの水と比べ灰色です。
それで白ナイルと呼ばれ、青ナイルと区別されます。

   「ナイル川の不思議な質問」
    1)何故ナイルなの?
    2)本当に一番長いの?
    3)その上、最も直線的に北上しているなんて本当?
    4)何故そんな偶然が重なっているの?何か理由があるの?

     (いずれも全長2千km以上の大河41河川が比較対象です。)

  さて、上の質問をどう思いますか?
  ナイル川の不思議を解けますか?

私の答えは2月5日に公開します。お楽しみに。

(補足)
川の定義:Wikiによると「絶えず水が流れている細い地形」で「途中で水が涸れる川(ワジ)」も川です!

ワジと聞くとNHKシルクロードで見たタクラマカン砂漠の南側の町ホータン(和田)を流れる玉龍河を思い出します。崑崙山脈、カラコルム山脈から流れ出る雪解け水が、翡翠を砂漠の町に運んできます。毎年、川に出てはその年に運ばれてきた玉石を見つけ、市場で売るのです。いいお小遣いになるようですよ。
waji-hotan.png

世界で一番長いナイル川は英語では「The Nile」で「River」は付きません!
が、二番目のアマゾン川は「The Amazon River」が普通の表記のようです。
日本で一番長い信濃川はWikiでは「The Shinano River」で「The」が付きます。
しかし、小さな川は普通「The」は付かないと最近、何かの記事で見ました。
「The」は、特別な、多くの人に価値のあるもの、だけに付くようですね。

「日本で一番短い川」をWikiで調べたら「ぶつぶつ川」とありました。
butubutu river
右が上流。民家の石垣の下から湧き出す水が水源です。左の粉白(このしろ)川に合流するまで全長13m。和歌山県の那智勝浦町粉白にある2級河川です!
この川が日本最短になったのは2008年。それまでは山形県の全長15mの川が日本最短でした(Wiki)。

それでは「世界最短の川」はどこにある何という川なんでしょうか?
ネットで調べたら知床の「プレペの滝ではないか?」との記事がありました。
purepe-fall.png
岩壁の途中から流れ出して直下のオホーツク海に落ちるので全長ゼロ!とのこと。

どうも、短い川を採り上げて騒ぐのは日本人だけなのかもしれません。

そもそも川の定義は上に挙げたように「水が流れるところは全て川」ですから、全長が短い川を探しだしたら際限なく見つかる筈です。名前を付けるのも面倒だから、小川、渓流、などと一般名詞で呼び捨てるのです。

固有名詞がない川は、日本一とか県下第一とか呼ばれることはありません。
もし、我等が町の小川を日本一短い川に登録して自慢してみたい!と思ったら、その川に名前を付けねばなりません。正式に名を付ける権利があるのは国、地方自治体です。国は一級河川、地方自治体は二級河川の名を付けます。

もし、あなたの町の役場が、小さな湧き水から流れ出て小川に注ぐセセラギを「せせらぎ川」と名付けたら、せせらぎは突然、二級河川に格上げされ、日本で一番短い川にだってなれるのです。

勿論、川に名を付けるには、そこの自治体にとって何らかの価値があることが条件で、気まぐれに名づけることはできないようです。しかし「ぶつぶつ川」(湧き出る水の音から名付けたようです)は2008年に日本一になったとのことですから、それまで見捨てられていた名もないセセラギだったわけで、突然名がつけられることになった経緯には、魂胆があったのでは?と疑うのは私だけでしょうか。

「世界一短い川」をネットで探しても、既に述べたように滝しか見当たらないので、日本以外の国では、短い川については関心がないようです。ギネスで世界一短い川の記事があるとしたら、事情は変わってきますが、多分、そんな記事は載っていないでしょう。もし、ギネスについて覚えていて、本屋でギネスブックを見つけたら、世界一短い川の記事があるか、調べてみましょう。そしてもし、見つかったら、このブログで「お詫びと訂正」を投稿することを約束します。

(注1)“直線的に北”の定義
   川の全長を決める流れ(全長と関係ない支流は除きます)に着目し、
   この流れが内接する、緯線と経線に平行な辺をもつ長方形を求め、
   この長方形が最も細長い(長辺長÷短辺長が最大になる)場合に
   「最も直線的」と定義します。
   長方形で、上流が南、下流が北なら「北に流れる」と定義します。

(質問編:完)
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