Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草69:あけましておめでとうございます。

当初、1月1日に公開する予定だったブログの内容が元日にあまりふさわしくない内容だと気付き、急遽、元旦向け徒然草を新規製作させて頂くことに致しました。と言っている今日は11月25日です。相変わらず、仕事が早いというか、気が早いですねぇ、mhは。

何はともあれ、本年もよろしくお願い致します。
mhのブログの公開当初に紹介した「シルクロードの不思議な質問(韻)」で引用しましたが、万葉歌人、大伴家持の新年を寿(ことほ)ぐ和歌からこの一年を始めさせて頂きます。

新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事
万葉仮名表記:
新  年乃始乃 波都波流能 家布敷流由伎能 伊夜之家餘其騰

元旦用のブログの差替えに心を配ることができたのまでは良いのですが、では何を書こうか、と悩み、取り敢えずネット新聞の記事一覧を見てみたら次のニュースがありました。これもイマイチなのですが、他に適当な物が見当たらないもので・・・

「低所得年金者に3万円給付へ…対象1000万人」
読売新聞 11月25日(水)6時36分配信
「政府は2015年度補正予算案で、低所得の年金受給者向けに1人あたり3万円の給付金を配る方針を固めた。
安倍内閣が掲げる「1億総活躍社会」の実現に向けた対策と位置付ける。しかし、3万円という水準は、過去の事例と比較しても高めで、来夏の参院選を見据えた「バラマキ」との批判が強まる可能性がある。
対象は約1000万人にのぼるとみられ、財源は3000億円程度となる見込みだ。
政府は、1億総活躍社会の目標として、〈1〉国内総生産(GDP)600兆円〈2〉希望出生率1・8〈3〉介護離職ゼロ――を掲げている。年金受給者は、景気回復に伴う賃上げの恩恵を受けていないととらえ、給付金で個人消費を活性化させてGDPを伸ばす。」

見出しの「低所得年金者にお金を渡す」ってのを見て、ま、悪いことでもないかな、と思ったのですが、記事をコピペしながら、これは怪しい施策だな、と思いました。一体全体、誰が、こんなつまらない案を思いつくんでしょうか。政治家?それとも財務省の役人?

つまらないと思った心境を思いついた順にご披露しましょう。
まず、今後の展開を見る必要がありますが、低所得年金者1000万人って、どういう手段で択ばれるんでしょう。年金受給者であって、確定申告で、年間所得が低い順に1000万人、ということならとても判り易いのですが、所得が少なくたって財産が山ほどある年金受給者も沢山います。それに、1000万人といえば日本人の10%ですから、凡そ10人に1人です。支給は年金受給者に限られるわけですから、年金受給者が2000万人とすれば2人に1人が3万円のお年玉をもらえることになりますが、そんなに沢山の人が、3万円貰わないと生活できない状態だとは思えません。

しかも、毎月3万円ではなくて、年1回受給したらそれで終わりです!本当に困窮している人が年3万円を1回だけもらって、一体全体、何の足しになるって言うんでしょう。

本当に困っている人だけに毎月3万円渡すっていうのなら、まだ理解できます。その場合、お役所は、どの人が本当に困っているか、判るんですかねえ。もし、判っているなら、1000万人に3万円を1回だけ支給するなんていうつまらぬ施策を思いつくことはないでしょう。結局、政治家もお役所も、何も判っていないと思いますね、私は。こういうことは、日ごろから困っている人達に接しているNGOなどの意見を訊かないといけないと思います。

この施策が生まれた背景も気に入りません、一億総活躍などという訳の分からない施策の一環だというんですから。もっと平たく言えば、景気をよくするためでしょう?つまり、大勢の人にお金を使ってもらおうってことです。ふるさと納税や、自治体のクーポン券みたいなものです。しかし、ふるさと納税もクーポン券も、活用する人は貧困者ではありません。十分なお金を持っている人ばかり。これらのプレミアムを活用して自分の出費を減らそうという魂胆ですから、結局は市場に出回るお金が増えることはなく、お金持ちの貯金だけが増えていくんですね。その穴埋めは、お金持ちでない人たちから集めた税金が充てられるのです。その税金には蓄えがなく、国債を発行することになるのですが、国の借金はたまりにたまって1000兆円を超えました。毎年、年収とほぼ同額の40~60兆円の借金が生まれ続けているんですから、信じられない国家運営だとしか言いようがありません。

まとめれば「低所得年金者1000万人に3万円支給」の施策は、国の借金が増えるだけで、お金持ちの負担は減少し、本当に生活に困っている人には何の足しにもなりません!!!言い換えれば、この施策は低所得者向けのものではなく、お金持ちを更にお金持ちにする施策でしかありません。今回の施策はそれを意図したものかもしれない、とすら、疑い深いmhは思ったりもします。

私は、国の借金は減らすべきだと思います。従って、今回のようなつまらぬ施策で3000億円も使うべきではないと思います。借金を減らすためなら消費税のUPはやむを得ないでしょう。無駄をなくし、収入を増やすことは必要です。しかし、合わせて、お金持ちに特化した税制を考えるべきだと思います。世界経済はマネーゲーム化し、貧乏人はますます貧乏に、金持ちはますます金持ちになって格差は広がる一方です。この風潮は既にフランスの経済学者ピケティ氏も指摘していますが、その流れを変える作業は、大袈裟に言えば、人道的で気高い精神の持ち主でないと実践できないでしょう。そんな人はいないよ、って仰るかもしれませんが、利己的で強欲な政治家や役人だって、心を入れ替える意志さえあれば、いま少し、ましな施策が作れるはずです。が、それらしい兆候は全く見当たらず、相変わらず、お金持ちのために、もっと端的にいえば自分のために無駄遣いを続ける政治家や役人が多いのには、あきれてしまいます。

何度も言ってきましたが、貧しい人にとって、日本はますます暮らし辛い国になるでしょう。国を捨てて外国で暮らすことを提案したブログを何度か公開させて頂きましたが、「じゃあ、どの国へ逃げていくの?」って質問があり、答えに窮してしまいました。でも、もし、女房殿や子供達のことを心配する必要がない条件が整ったなら、mhが行きたいところは沢山あります。空気が澄んでいて、自然が多くて、寒すぎなくて、労働すれば生きるための食糧が確保できるところで、困っている人がいれば助け合う人達が暮らしているところです。それは恐らく、大都市ではなく、小さな村か、小さな町。川が流れ、海の近くで、一年中、半ズボンで暮らせるところだろうと思います。

George Harrison - My Sweet Lord
https://www.youtube.com/watch?v=8qJTJNfzvr8
(完)
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コメント


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明けましておめでとうございます。

気が早いのは・・・悪くないけど、タイムリーな話題の方が
着いて行きやすいな~。

あまり意味がよく判りませんが、区から補助をくれるそうで
6000円、口座に振り込まれました。
頂けるもは・・・なんでも~の精神です。

後で返して・・・って言われたらどうしましょう!?

monalisa | URL | 2016-01-02(Sat)09:37 [編集]


Re: タイトルなし

6千円を区からねぇ~。判りませんねぇ役人の考えることは!
サウジだったら有り余る金で国民全ての一切合財の費用の面倒を見るってことでしょうが、区に石油や金の生る樹の森があって資金が潤沢だとは思えませんし・・・
考えてもどうせ役人の意図なんてまともな庶民には判るわけありませんね。

で~プログの時季外れですが・・・気にはしてるんですけど、どうしたものか。
これも一朝一夕に片付く問題じゃあありません。が、考えておきましょう。

で、6千円の使い道ですが・・・ご自分でお決めください。
うさんくさいお金は、早く使い切ってしまうべきでしょう。私なら、最近はお目にかかったことが無い、高級料亭のサイコロステーキですね。6千円じゃあ不足だと思いますけど。

mystery hunter | URL | 2016-01-02(Sat)12:10 [編集]