Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草75:マネーゲームの行先は?

今日は2月10日水曜日。明後日はmh徒然草の更新日ですが、仕事が早いmhは2ヶ月も前に仕込んだネタを既にポスト・アップ済みです。しかし、ブロトモから、タイムリーでない、つまり2ヶ月も前の情報じゃあ古すぎる!との意見が届き、私も、的を射た指摘であると認め(この辺りがmhの美点なんですね、自分で言うのもなんですが)、新しい情報でブログを作成する時間は十分残っているし、明後日の公開ブログは?と調べると「mh徒然草:しょっつるアタリメの値段?」という、埒も賞味期限もない記事なので、反省を実践で示すことに決めてネット・サーフィンで見つけた記事は・・・

<長期金利>初のマイナス 株安円高、日銀に誤算
毎日新聞 2月10日(水)0時10分配信
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明後日の公開ですから、元ネタが消去されていることはないと思いますが、1ヶ月後は消されている可能性がありますから、原文をコピペしておきましょう。

「世界の投資マネーが日本国債に流入している 。
 9日の東京債券市場は、長期金利の指標となる新発10年物国債の市場利回りが一時、マイナス0.035%まで低下し、史上初めてマイナスとなった。日銀がマイナス金利導入を決めたことを受け、日銀にお金を預けておくと損をする金融機関が国債を買う動きを強めていたことに加え、欧米市場の株安を受けて東京株式市場でも株価が急落し、安全資産とされる国債を買う動きが広がったためだ。日銀のマイナス金利は世界的な株安に歯止めをかけると期待されたが、これまでのところ世界を取り巻くリスクを打ち消せずにいる。
【マイナス金利、企業や個人への影響は?】
 日銀は1月29日の金融政策決定会合で、マイナス金利の導入を決定。中国経済の減速懸念や原油安を背景にした年明け以降の株安・円高の流れを止めたい狙いもあった。金利が低下すれば円安が期待できることに加え、企業が借り入れを増やして設備投資を積極化し、株価の押し上げにもつながるとみていたからだ。

 ただ、市場では「世界経済の先行きに対する不透明感は強く、株安・円高・金利低下の流れは長引く可能性がある」(大手証券)との見方が強い。8日の欧米市場での株安は、米国のエネルギー企業や欧州の金融機関の経営不安がきっかけだ。年明け以降、新興国を中心に世界経済先行きへの不安がくすぶる中、欧州の景気回復の遅れや、景気のけん引役となっている米国経済の減速も強く意識され、9日の東京株式市場では、日経平均株価の終値が前日比918円86銭安の1万6085円44銭と急落。下げ幅は一時1000円に迫り、2013年5月以来、約2年9カ月ぶりの下げ幅を記録した。東証1部上場企業の98%超が値下がりする全面安の展開となった。

 株安に拍車をかけたのが外国為替市場で進んだ円高だ。リスクを避けるため比較的安全とされる円が買われ、円相場が1ドル=114円台前半まで急騰。円相場は前日午後5時時点に比べて3円超も円高・ドル安が進み、14年11月以来、約1年3カ月ぶりの円高水準となった。輸出企業の採算が悪化するとの懸念から、自動車や電機など輸出関連企業の株式が売られたほか、長期金利がマイナスになったことで運用収益が落ち込むとの見方から銀行株も大幅に値下がりする結果になった。

 株を売ったお金は安全資産の国債に向かい、9日の債券市場では長期金利がマイナスとなった。国債を高値で買うため、満期まで保有してお金が返って来ても損失が出る異常事態。だが、価格変動リスクの大きい株に比べると国債価格の値動きは安定しており、「国債を高値で購入して損は出たとしても、株を保有して大きな損を出すよりはまし」という投資家の安全志向の心理が働いた。

 日銀が導入を決めたマイナス金利は、こうした投資家の不安心理を抑える効果が期待された。金利低下で貸し出しが増え、お金の流れが増えるとみられるためだが、現状では、運用難になる金融機関の経営悪化や消費者が受け取る利息の減少の方が強く意識されており、市場の動揺は収まっていない。

 この日、マイナスとなった長期金利は企業への融資や住宅ローンを組む際の金利の指標とされる。このため、お金を借りたいと思う企業や家計にとっては恩恵となる。ただ、金融機関は国債の運用で安定的な収益を上げることが難しくなるため、収益を維持するために預金金利の引き下げに踏み切る動きが出ている。資産運用会社も国債などで運用する投資信託「MMF(マネー・マネジメント・ファンド)」の販売停止や償還の前倒しに踏み切っており、個人の資産運用は見直しを迫られている。
【中井正裕、鈴木一也、土屋渓】」

記事を読んで、いくつも不思議に思う事があったんですが、それについて考えるためには、お釈迦様ではありませんが、正確な情報を得ることが最優先です。

で~国債の金利って誰がどう決めてるのかしら?ってまず思いました。
調べた結果、日銀が決める金利と、市場が決める金利、の2つがあるとの結論を得ました。

日銀が決める金利とは、日銀が新債券を発行する時、その債券を満期になってから持ってきてくれたら、元本にこれだけの金利を付けて現金化するよ、っていう金利です。これには固定金利と変動金利があって、固定金利は満期まで固定ですが、変動金利は日銀が市場動向を見ながら(恣意的に)変更するんですね。

で~市場金利については後で説明させてもらうとして、国債ってどんな形で発行れているのかと思って調べたら次の見本の債券の写真が見つかりました。
「利付国庫債券(2年)、○兆億円、利率年0.1%」とあります。
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その下には細かな文字が続き、最後に「財務大臣」が捺印されています。
つまり、この債券と交換に○兆億円の現金をくれるなら、2年後に債券を持って来たら○兆億円に年利0.1%の利息を付けて買い戻しますよって約束事が書かれているんですね。現在は、このように印刷した債券ではなく、電子国債として市場で取り扱われているのではないかと思いますが、コンピュータだって故障したりしますし、役人や銀行マンは昔からのやり方が一番確実だと固く信じているはずですから、全ての債券は紙に印刷され、日銀か大手銀行の金庫にしまわれているのではないかと推察します。場合に寄れば、個人投資家でも債券の実物を箪笥にしまわれている方もいらっしゃるかもしれません。

この債券がマネー市場で商品化されているんですね。市場に出回っている以上、あなたも買うことが出来るはずです。その時、価格はっていうと、債券にどう書かれていようが、市場価格、つまり売り手と買い手の間で決まるんですね、当然ですが。しかし、もし上の写真の債券を買ったなら、いくらで買おうが、満期には債券に書かれたお金、つまり○兆億円プラス年率0.1%の現金しか入らないのです。

この売買に、どんなメカニズムが働くのか、お釈迦様の仰るように因果応報で理由は当然あるのですが、市場で○兆億円プラス0.3%の年利、とか、割引して○兆億円マイナス1千億円、などとして売られるんです!売れたとすれば買った人がいたわけで、売った方も買った方も、メリットがあると思ったから売り買いしたってことですね、当然ですが。

で、冒頭に紹介した2月10日のニュースによれば「9日の東京債券市場は、長期金利の指標となる新発10年物国債の市場利回りが一時、マイナス0.035%まで低下し、史上初めてマイナスとなった」って言ってるんです。市場利回りマイナス0.035%ってのは、債券に書かれた国が約束した金利じゃあないんですね。で~、国が定めた金利はいくらの債券なのか?どうも0.19%なのですね、勿論プラス0.19%です!

これを伝える記事が日経に見つかりました。
日本経済新聞:速報2016/1/14 15:12
「長期金利が最低更新 0.190%、リスク回避強まる 」
「金融市場で投資リスクを避ける「質への逃避」が加速している。14日の東京市場では日経平均株価が前日終値に比べ700円強下がって一時1万7000円を割り込むなど大幅に反落する一方、安全資産とされる債券を買う動きが強まり、日本の長期金利は過去最低の0.190%まで低下した。原油安や中国経済の減速など先行きへの懸念も投資家のリスク回避を促している。

 長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは一時、前日比0.015%低い(債券価格は高い)0.190%を付けた。これまで過去最低だった昨年1月20日の0.195%を約1年ぶりに下回った。
 長期金利が0.2%を下回るのは、世界的に見ても歴史的に見ても異例の状況だ。」

で、突然ですが、だらだら、長々と続くブログはそろそろ纏めねばなりません!

国が、10年持っていてくれたら年率0.19%の利息を付けて買い取るよ、って約束している債券の市場金利がマイナス0.035%に下がった理由は、他のものに投資するよりも安全だから、と記事で紹介されていますが、一般的日本人のmhには理解不能です。10年後、明らかに円での金額が減っている国債を、今、わざわざ、現金を出して買う必要はありません。箪笥にしまっておく方がましってものです。今なら銀行の貯金口座だって僅かですがプラスの金利が付いてますから、銀行に預けておけばいいんですね。ま、銀行が破綻(はたん)する可能性は日銀が破綻する可能性よりも高いですから、やっぱ銀行はやめて、タンス預金って考えでも間違いではないとmhは思います。

額面価値が下がることが確定しているにもかかわらず、何故、市場で出回るマイナス金利の国債を買うのか?円なら確実に減るのだから、マイナス金利の日本国債を買うのは外国人投資家だけなのか?外国人にとっては円高になってくれれば、買う時に換金した額よりも多い自国通貨を手にすることになりますからね。よって、マイナス金利の日本国債を買うのは外国人投資家だけなのではないのか???

しかし・・・きっと、そうではないと思います!日本の大手銀行も、日本人の個人投資家も、マイナス金利の日本国債を買っていると思います。その理由は・・・買った人に訊かないと判りません!しかし、損するつもりで買う人はいないはずですから、何かに賭けているんですね、きっと。例えば、3年後、国債が高く売れる可能性があるとか。もし、日銀が紙幣を大量印刷して、国債は全て高値で買い戻すってな施策を打ち出したとすれば、そしてそれは十分可能性があるとmhは思うのですが、国債の市場価格は高くなります。しかし、箪笥にしまっておいた現金は増えてはいません。国債の買戻しで日銀が市場に大量の現金を流出するとインフレが進んで物価は上がります、当然、国債も売買される物価に連動しますから、国債の市場価格は上がるってことですね、繰り返しになりますが。

こんな風にして食糧や住宅や衣類や燃料や薬などの価値のあるものが流通するのではなく、債券や紙幣などという、それ自体は食べることも、薬として使う事も出来ないものが市場に出回って、誰かが付けた市場価値で売り買いされながら日本経済はどんどんとマネー・ゲーム・ワールドに変化していきます。国債を発行すれば、買戻しのために、いつか、それと同額の紙幣の印刷が必要になり、流通通貨額が増加して物価が高くなりますから現金資産はどんどん目減りするんだから、マイナス金利でも国債、つまり換金が保証されている‟物”、に替えておく方が得だと考える人も増え、ゲームはエスカレートする運命にあるのです。

このゲームに巻き込まれたら、一般庶民はきっと損するとmhは思います。そんなゲームから少しでも身を切り離してとばっちりを回避する秘訣ですが・・・最善策は、お金は早目に、自分がしたいこと、買いたいものにつぎ込んで使ってしまうことですね。自分の身になるもの、例えばカルチャー・スクールにいって技術や知識を付けるとか、海外旅行して綺麗なものを見たり、感動する体験をするとか、食事を含め、健康に、少ないストレスの下で、毎日を楽しく暮らせる施策につぎ込むとか。勿論、老後に備えて若干の蓄えは必要ですが、その場合は、お金は半分は外貨にしておくことをお勧めします。何度もブログで書きましたが日本円は当てになりません。今は円高方向ですが、円安・インフレは時間の問題です。

A LOVER'S CONCERTO - (Sarah Vaughan / Lyrics)
https://www.youtube.com/watch?v=2l8Cg5qb0C4

(完)
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コメント


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誰かが『冗長』って言っていたけど・・・最後の数行で済むことを~読むのも辛いです。

月曜日に、ずっと塩漬け状態でいた、持ち株がS高になっていたので驚き、すかさず売り逃げ!!
今日は、その時の半値になっていました。

この動きで、いよいよ底かと思いきや、円高で~
今朝、指値で買うつもりでいた数社の株を、取りやめて
市場が開く前に、難を逃れました。

3月半ばごろまで、目が離せないです。

ハイ、私は、あなたの提案されているカルチャースクールも、お食事も素敵なお洋服も・・・思うが儘に楽しんでいます。

国債は、持っていますが、あれほど面白くないものはありません。
国債を持つなら、銀行に預けたほうがマシです。

マネーゲームは、余裕のある人が楽しむものです。
遊ばせておけるお金がなければ・・・やってはいけません。

ところで・・・底抜けの情報も~いよいよ(腕まくりして)頑張りましょうか!?

monalisa | URL | 2016-02-12(Fri)22:14 [編集]


よいブロトモがいらっしゃって幸せですね。世間では2ヶ月も前のネタは「仕事が早い」とは言わず「お役所仕事」「仕事が遅い」です。原文のコピペは原文を自分のものとしていない証拠、お止めになった方が良いです。お釈迦様が時々登場しますが、お釈迦様やキリストは何も残していませんので、弟子やそのまた弟子が「ああ言った」「斯様に仰った」と都合よく編集しただけです。臨済禅では「釈迦に遭ったら釈迦を殺せ」と、釈迦と言えど絶対視するなを悟りとしています。つまり、全てに対して「自由」たれ、仏教の「自由」は「自に由る」で 何もかも好き勝手にやって良いとの意味ではありません。頑張って下さい。

| URL | 2016-02-13(Sat)08:18 [編集]


また株でもうかったようですね。

株の売買について、貴女には才能があると思います。お小遣い稼ぎで続けられたら良いと思いますが、アメリカでも伝説的な投機家が、全ての資産を失くし、家もプライベート・ジェットも全て売り払うことになったというニュースが10年程前にありました。情報化や交通機関の発達で、世界中の出来事が自分の生活にも影響を与える不確定性が高い世の中になってると思いますから、虎の子は投機にまわさないっていう今の姿勢は好いと思います。しかし、この様子だと、麻雀では一人勝ちでしょうから、時には負けて、仲間にも好い目を見させるくらいの度量を見せる必要もあるかと・・・ご検討下さい。

mystery hunter | URL | 2016-02-13(Sat)09:34 [編集]


Re: タイトルなし

3月14日公開予定の仏舎利の不思議に続いて18日にはmh徒然草「仏舎利の不思議」は既に投稿済みですが、その中で「スッタニパータSutta-nipata」を紹介しています。既に読まれたかもしれませんが、これが次のURLでも確認できます。「ブッダのことば」という岩波文庫本を書いた中村元氏によれば、これが一番、仏陀の言ったことに近いようです。私の座右の銘のひとつです。是非ご覧ください。
http://www.geocities.jp/koogakan/suttanipata.html

mystery hunter | URL | 2016-02-13(Sat)09:47 [編集]