Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草94:不確実性の時代にどう生きるか。

30年ほど前、経済学者が書いた「不確実性の時代The Age of Uncertainty」が評判になり、mhも購入しましたが、どんな内容だったか、全く思い出しません。ネットで調べたら著者ジョン・K・ガルブレイスはカナダ生まれの経済学者でアメリカの大学を卒業してアメリカ市民権を得ています。1978年に日本でも売り出された本「不確実性の時代」の内容はというと「大恐慌、世界大戦、巨大企業の支配、貧困問題、核の脅威…「不確実性」はどこまで増大するのか?アダム・スミスから約二百年、経済思想は現実の政治・社会とどう関わり合いながら変遷してきたか。鋭い時代感覚とジャーナリスティックな視点で現代資本主義の本質を抉り出した「経済学の巨人」がわかりやすく解説する、「未来のための経済思想史」」となっています。

この内容だとしたら、mhが最後まで読み切ったはずはないと思いますので、恐らく、最初の数十ページを読んだところで本箱行きとなり、転勤で何度か住居移転している内に廃棄されたと考えて間違いないでしょう。

今日は5月7日ですが、ロンドンではムスリムの市長が当選したようです。対立候補は富豪で“ムスリムの候補者は過激派を支援している!”と根拠もなく非難して身内からも見放された人物のようです。ムスリムの新市長は、富豪候補者と対照的に誠実な人物だったから人々に選ばれたのだろうと想像しています。

一方、アメリカでは、トランプ氏に対抗する共和党の候補者が大統領予備選からの離脱を表明し、トランプ氏が党の候補者になって、民主党の候補者と本選で争うことになりそうです。民主党はヒラリー女史が有力ですが、ニュースなどを見ていると、トランプ氏が大統領になるのは反対だが、ヒラリー女史には投票したくない、という人が多いようで、mhの予言「トランプが共和党の候補になれば、70%の確率で大統領になる」はいよいよ真実味を帯びてきました。

トランプ氏が大統領になると「日本がアメリカ牛に38%の関税をかけるなら、アメリカは日本製の自動車にも38%の関税をかける」「アメリカ軍の日本駐在費用全てを日本が負担しないならアメリカ軍の駐留をやめる」などという彼の発言は、後日、事実と異なる点があったということで微修正されるでしょうが、流れはその方向に変っていくのではないでしょうか。関税をかけて自国の弱い産業を守るのはどの国もやっていることですが、自由競争に反しています。また、日本が中国などから攻撃されたらアメリカが守り、アメリカが攻撃されても日本はアメリカを守る義務はないという日米安保条約は不平等だとの指摘も、間違いだとは言い切れません。沖縄に駐留する米軍は日本防衛に大きく貢献しているのは事実ですが、日本防衛のためだけに駐留しているのではなく、アメリカの国益を守るためでもあるので、米軍の沖縄駐留費の全額を日本が負担しなければならない、というのは、べらぼうな偏見ですが、にも拘らず、この偏見は、アメリカ人の恐らく半数に共感を持って迎えられているのです、クリントンの意見なんかより、ずっとましだと。

日本でも国会議員選挙で、投票したい候補者がいなくて困惑する人は多いのではないでしょうか。議員として活躍してほしい人は少ないんだから、議員数は大幅に減らすべきだと思うんですが、大きな進展はありませんでした。更には政治不信で投票率は50%程度に低下しているにもかかわらず、他候補より得票率がよいというだけで選ばれた議員の集団が国の将来を決めています。自分の利益のために政治家になりたがる人が多く、なってほしい人が少ないのは世界の風潮ですが、そんな人達が国の施策を決めだすと、信じられないような不合理が行われることでしょう。

世界はインターネットや交通手段の発達で情報や富や人の移動が頻繁に大量に短時間に行われるようになり、経済や為替や株価や資源価格は乱高下し、混沌とした不確実な時代になってきました。貧富の差は拡大し、海外ではテロや難民問題、国内では窃盗や詐欺、更には汚職などが連日、ニュースに上ります。

このような不確実性の時代は、どう生きていくとよいのか?皆さんにもいろいろなお考えがあるのではないかと思います。次回のブログで、mhが到達した“不確実性の時代を生き抜く秘訣”をご紹介したいと思います。ご期待下さい。

Have You Never Been Mellow [Lyrics] Olivia Newton-John
https://www.youtube.com/watch?v=0bUThm4XrvE&nohtml5=False
(完)
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