Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草103: 異国の日本


7月29日の今日、時間が有り余っているmhが、いつものようにネット記事をサーフィンでmh徒然草のネタ探しをしていると
「養育費の受け取り、母子家庭の2割 不払いが見過ごされている背景」
との見出しが目に入りました。
「ひとり親家庭の貧困率が54・6%(2012年)と深刻だ。背景には、その8割を占める母子家庭の就労環境の厳しさとともに、離別した親からの養育費が得られていないことがある。11年度全国母子世帯等調査によると、養育費を受け取っている母子家庭は20%、父子家庭は4%にすぎない。なぜこんな状況が見過ごされているのか。」 

海外では養育費の支払いをさぼると厳しい罰が課されます。
a4085a.png
しかし
「日本では、12年度から離婚届に、養育費取り決めの有無についてチェック欄が設けられたが、強制ではないし、内容の確認もないため実効性に乏しい。不払い時の強制執行も、離婚時に2人で公証役場に行き、養育費に関する合意書を証書で残すなどした、ごく限られた人しかできない。」
「養育費不払いは約20年前から指摘されてきたのに進展がないのは、日本では選挙の争点にならず、政治課題に上らないからだ。今の政権は父、母、子という「伝統的家族」に重きを置いている。国民の間にも、戦前の「家」制度に基づいた家族観は根強く、離婚で他方の親が引き取った時点で「別の家の子」となり、「養育費はその家が何とかすべきだ」と考える人が少なくない。3組に1組が離婚する時代になってもなお離婚がタブー視され、「好きで離婚したんだから」と問題が放置され、その陰で子どもたちが泣いてきた。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160729-00010001-nishinp-soci

厚生労働省の資料によれば、離婚で子供を引き取る割合は、夫1に対し妻5~6で、妻が引き取る方が圧倒的に多いようです。
a4085b.png
その理由は明記されていませんが、mhが思うには、夫は仕事、妻は家事の家庭が多く、離婚後でも夫は仕事を続けて子供の養育費を稼ぎ、妻は家で子供の養育を継続するパターンを引きずっているからでしょう。離婚して子供を引き取った妻は、夫からお金を貰わなければ子供の養育どころか食費の確保もままならないわけですが、離婚後に夫が養育費とともに母子家庭の生活費を支払うケースは稀でしょうから、妻は子供を養育しながらパート仕事などをして生活費を稼がねばなりません。子供を引き取るのが夫の場合も、自分と子供のために働いてお金を稼がねばならないのは同じですが、女が子供を引き取る方が多く、かつ離婚時に専業主婦の人は多いでしょうから、女の負担は計り知れません。

生活費を稼ごうとパートをしても女の賃金は男より20%低いのです。
a4085c.png
ネット記事によれば、母子家庭の母のみの平均年収は200万円以下だと言います。月平均収入は16万円ってことですね。都会でアパート暮らしなら家賃は6万円くらいでしょうから、10万円で食費や学費、衣類などの消耗品、電気・水道・ガス、それに電話料金などのインフラ費用を支払わねばなりませんが、どう見積もっても不足です。よって、別れた夫から養育費+αを貰えなければ生活保護を受けるしかありません。

こんな状態なのにもかかわらず、養育費を支払わない夫がいても、法的に強要できないとは、日本という国は、一体どうなっているのでしょう。よその国のように給料天引きを制度化すべきだと思いますが、何故、しないのでしょう。

ニュース記事では、国会議員の関心が低いせいだと言います。しかし、国会にも女性議員がいるのですから、彼女たちが団結して立法化を目指せば、男性議員も反対できないでしょう。

恐らく、女性は控えめであるべきで、それが女性の美徳で、そういう風土があってこそ、世界でも優れた日本の文化が維持されるのだ、と考えている女性議員や男性議員が多いからでしょう。もっと平たく言えば、女の方が男より地位や手当や権力が高くなれば、他国に誇れる日本の良さは無くなると考えている国会議員が多いのです。よって、母子家庭の悲劇も国会の話題にならないのです。この傾向は日本国民全体にも言えるのではないかと思います。

だとしたら、その考え自体が、日本が国際化していない証拠です。男女格差を保って日本の良さを維持しようという発想が反国際化そのものです。その点、外国では話が分かりやすく、男女差ではなくて能力差で判断します。体力的に劣る女性には体力仕事ではハンディを与えるだけの思いやりも示します。

以前のブログでも書いたように、日本は極東の、世界から一番遠い島国なので、国際化が叫ばれる今も、発想はちっとも国際化していません。英語も得意ではありません。国際化が良いことだ、必須だ、とは言いませんが、他国の制度や生活習慣や考え方を学び、正しければ受け入れる度量を持たない日本は世界から孤立した“異なる国”になっていくのです。

姫神「神々の詩」
https://www.youtube.com/watch?v=_qtfW6ihnPE
mh:歌詞は縄文語だといいます。浪漫がありますね。しかし、Wikiによれば縄文人が使っていた言葉は定かではなく、検証不能です。解析できたら楽しいでしょうね。
御参考までに縄文語に関する考察をご紹介しておきましょう。
http://homepage2.nifty.com/natsu-s/natsuiro/kokugo/joumongo.htm
(完)

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する