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mh徒然草120:天皇の生前退位は?


今上天皇明仁(あきひと、1933年〈昭和8年〉12月23日 )の意向を受け、生前退位を認めるか、とすればどんな法整備をするか、について第二回有識者会議が開かれ、その結果がネットで紹介されていました。

<生前退位>保守派が反対表明 2回目ヒアリング 
11月14日掲載
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上記6氏の年齢は上から86、69、60、71、89、74歳です。平均年齢は74歳になります。
で~記事によれば保守派が生前退位に反対って言うんですね。保守派とは何かをWikiで確認すると次の通りです。
Wiki:保守(ほしゅ)
正常な状態などを維持すること。古くからの伝統・習慣・制度・社会組織・考え方などを尊重して、それらの伝統・習慣・制度・社会組織・考え方を保存したり、維持したりすること。保守の対義語は、革新である。保守とは、本来「伝統=現状」を維持すること、およびそうした社会的立場や政治的立場を指すが、「伝統」の意味するところが、非常に多様化した今日では、保守の内容も一様に定義できないものとなっている。

毎日、我が家に届く朝日新聞に第二回の有識者会議の記事が載っていました。それによれば、賛成派は「高齢となられた場合に退位することを認めるべきだ」という考えのようですが、反対派は「象徴天皇としての仕事をなされなくても、国と国民のためにお祈りくだされば十分だ(渡辺氏)」「国家の安定の根底は皇室の安定だ。終身天皇であらせられる方が安定度が高い(桜井氏)」とのこと。

第1回、2回で11人の有識者に意見を聞いた結果では、退位賛成4人、反対6人とありました。最終回の第3回の結果がどうなるか、それを受けて安倍政権がどう判断するか、は何とも予測がつきませんが、生前退位を希望する方向の“お言葉”を、TVを通じて天皇が公表した時、国民の大半は退位でいいんじゃあないのって思ったとのアンケート結果があったと記憶しています。mhも全く同感です。安倍政権も、天皇の意向に沿うかたちで、(高齢にもなられているから)早めに結論を出したい、との意向だったと記憶しています。

で~まずは有識者から意見を聞いている段階なんですが・・・
有識者と呼ばれる人の半数以上は、国民の感情とは異なるんですねぇ。今のままでいいって言ってますから!で、そういう意見の人はどうも保守派のようです。古くからの伝統や考え方を重視する人たちだから、変更はよくないって仰(おっしゃ)るのは当然といえば当然です。しかし、天皇明仁(あきひと)は退位したいと考えているのですから、それは駄目だって仰る保守派は天皇制度に反対なのかというと、実は全く逆で、桜井氏に言わせれば“天皇は国家の根底”です。象徴などという中途半端な存在ではなく、国の中心、指導者になるべきだと考えているのでしょう。

保守派には国粋主義者が多いようです。太平洋戦争開戦前の日本こそが、本来の国の姿だと考えているのだと思います。そこでは天皇が国の中心でした。天皇の言葉は神の言葉です。そのような保守派の人々が天皇明仁(あきひと)の退位の希望を退(しりぞ)けるのは理解不能です。彼らにとって天皇は国粋主義を貫く方便でしかなく、従ってもし不都合なことを天皇が言い出したら、無視するとの考え方のようです!

安倍首相は靖国神社詣(もう)でを控えていますが、それは外国への配慮であって、本心は靖国参拝をしたいんですね。それを知っている韓国や中国は、安倍首相を心から信用することはありません。靖国神社を国民の多くが参拝しやすいようにするには、日中戦争や太平洋戦争の開戦を決めた、東条英機など時の政府のトップの魂を、靖国神社から出し、国の命令で戦地に送られて亡くなった人たちだけを埋葬する案でよいと思うのですが、そんな話は、最近、全く聞かれなくなりました。言い換えれば、日中戦争や太平洋戦争では日本に非がないとの考え方の人が多いということです。

確かに、東条英機だけが太平洋戦争開戦を支持していたわけではなく、当時、日本国民の多くも鬼畜米英を叩きのめすべきだと考えていたのではないかと思います。となれば、開戦は国民全体の責任で、東条英機個人に責任を押し付けるのは間違いだと考える人もいるかもしれません。しかし、国民に鬼畜米英思想を吹き込んだのは東条英機内閣でしょう。いつまでも負け戦を引きずり、日本本土を焦土と化させたのも東条内閣です。東条内閣の責任は重大です。

Wikiによれば、安倍首相の祖父の岸信介氏は「1941年10月に発足した東條内閣に商工大臣として入閣。太平洋戦争中の物資動員の全てを扱った」「1945年8月15日に戦争が終結した後に故郷の山口市に帰郷していた所を、日本を占領下に置いた連合国軍からA級戦犯被疑者として逮捕され、東京の巣鴨拘置所に拘置された」とあります。そのためではないでしょうか、安倍首相は、祖父を戦犯として裁いた東京裁判には正義がない、太平洋戦争や日中戦争は侵略戦争ではないと考えているようです。だから東条英機が合祀されている靖国神社詣では祖先の霊に対する大切な行事なのです。

有識者会議の結果を受けて天皇の生前退位をどうするかを決めるのが、衆参両院の議員の投票ならば、国民感情や天皇の意向を汲んで生前退位を認めるのではなかろうかと思いますが、国会に諮(はか)る法案をまとめるのは内閣です。恐らく安倍首相の意向だけで方針案が決まると思いますが、天皇の意向に沿って考えるという当初の気持ちは忘れずにいてほしいと思います。

日本人は思いやり精神に富んだ国民だと我々自身も思ったりしていますが、実態は、もっと泥臭く、利己主義と島国根性に染まった、反人道的な面も持っているのではなかろうかと思います。凡そ、どこの国の人々も多かれ少なかれ利己的だと思いますから結局は程度問題だと言えますが、出来るだけ人間的に、つまり他人に優しく、振る舞える日本人になりたいものです。

Rod Stewart - When I need you lyrics
https://www.youtube.com/watch?v=MoFhf_u3_iU
(完)

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