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青天蓋モスクの不思議:ウズベキスタン


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青天蓋モスクの不思議:ウズベキスタン

                   2014年4月 Mystery Hunter
6月、ウズベキスタンに行くことに決めました。東京から直線距離6400kmの国で首都タシケントには成田から直行便が飛んでいます。
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いくつかあるシルクロードの最北ルートが長安、烏魯木斉、イシククル湖、を経由してこの国の都市サマルカンドを通り、ローマに続いているのです。

サマルカンドといえば中国、インド、ペルシャ、トルコ、ロシアなど、東西南北から行商人が集まって交易した町で、文化交差路の枕詞付きで呼ばれるシルクロードで重要な拠点でした。

今回は4つの世界遺産の町(ヒバ、ブハラ、サマルカンド、タシケント)を巡ります。そこには必ずモスクが有ります。それも調べてみると青天蓋のモスクが多いのです!
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青天蓋モスクについては、多くの疑問が浮かびます。
1.イスラム教が布教される前はどんな宗教だったのか?
  8世紀にアラブ人が侵攻してイスラム化が進んだようですが、その前はどんな宗教だったのでしょうか?インカ帝国と同じように太陽・山・川・湖などが信仰対象だったのでしょうか?

2.当初から青天蓋モスクが多かったのか?
  青天蓋でなく土色のレンガそのものの天蓋モスクも沢山あります。
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が、青天蓋は土色のレンガの街並みの中で空を背景に映えて浮かび上がります。

1220年、当時の都ヒバは成吉思汗によって完全に破壊されましたが、150年後、英雄ティムールがサマルカンドに都を移し、青天蓋のモスクも造られ、今に至っているようです。

3.何故青なのか?
  宗教的な意味があるのか?単なる美的感覚からなのか?それとも・・・

4.レンガの造り方:どんな型(モールド)を使うのか?
  レンガと天蓋サイズの関係は?レンガを使わずに造ることも多いのか?

5.レンガの固め方は?
  日干しなのか?焼き固めるのか?それとも初めから石を使うのか?

6.レンガの現地への搬送方法は?
  特に上に持ち上げる方法。ロープだと思うが・・・建築状況のスケッチがないか?

7.ドーム形状に組み立てる手順は?
  足場を組んで、外側から、下から、丸く一層ずつ組み上げてゆくのか?

8.レンガの隙間はどうするのか?
  レンガを削る?接着剤を塗り込む?雨は元々少ないところだから隙間は気にしないのか?しかし水がしみ込むと天井壁画などが劣化してしまうから隙間は埋められているはずだが・・・

9.どんな方法で青い色が付けられているのか?
  青い塗料をレンガに塗って日干しにするか焼き固めるのだと思うが青の原料は何か?
ラピスラズリまたは類似の青い石を原石のまま使っていることはないはずだが・・
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ラピスラズリ (lapis lazuli) :
方ソーダ石グループの青金石(ラズライト)を主成分とする。和名は瑠璃(るり)。ラピスはラテン語で「石」 (Lapis)、ラズリはアラビア語で「群青の空の色」を意味する。ラテン語では「lazhward(天・空・青)の石 (lapis)」となる。

青の塗料といえばフェルメールの「真珠の首飾りをした少女」(青いターバンの少女)が有名だ。ラピスラズリを使った絵具のはずだが・・・
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ラピスラズリは希少なので、石そのものをドームの材料とせず、粉末で塗料として使った可能性はあるが、ドームの面積は広く消費量が多いので金がかかり過ぎる。よってもっと安く手に入る材料が使われたはずだが・・・
青タイルは昔からアラブで造られているから同じ手法だと思うが・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いずれの質問の解答もありきたりなのかもしれませんが、ひょっとすると不思議が潜んでいる可能性もあります。青がドームの色として好まれているのにも理由があるはずです。お釈迦様も仰っているように因果応報、原因があってこその結果ですから。

そこで、現地で可能な限り情報を入手して、帰国後、皆さんにご紹介したいと考えています。
ドームの建築方法はイスラム教と一緒に伝播したと思われるのでイスラム世界共通の方法や材料が使われている可能性も高いと思いますがウズベキスタンでは青天蓋が他の国よりも多いような気もします。固有の理由が隠れているかも知れません。

ドームと言えばイタリア・フィレンツェのサンタマリア大聖堂も有名です。
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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂: Cattedrale di Santa Maria del Fiore
ドームは1420年に建設が開始され、1434年に頂頭部の円環が閉じられて一応の完成をみたとWikiにあります。木の仮枠を組まずに作られた世界で最初のドームで建設当時世界最大だったようです。キリスト教にドームの教会があるんですね!

実はサンタ・マリア大聖堂のドームは2重構造になっているのです。外から見える八角形の屋根はコンクリートで作られているようです。この内側に第二のドームがあります。2つのドームの間には人が立って歩ける広い半球状の空間があります。この空間をレポーターと専門家とカメラマンの3人が普通に歩きながら内部を撮影し紹介したTV番組を見た記憶があります。

内側のドームを建物の中からみた次の写真を見ると外側と同様に八角形のようです。
表面の絵は「最後の審判」です。
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<最後の審判>Last Judgement
キリスト教には、世界の終わりにイエス・キリストが再臨し、あらゆる死者を甦らせて裁きを行い、永遠の生命を与えられる者と地獄に墜ちる者とに分けるという話があるようです。仏教の話で、地獄で閻魔様が善人と悪人を分ける作業と同じですね。閻魔は死んだら直ぐに裁くはずですが、キリストは世界の終末にみんな死んでしまってから、それまでに死んだ全ての人を一気に裁くようですから、何人を裁くことになるのか想像もつきませんが、大変な作業です。仏教徒も裁いてくれるんでしょうかねぇ。

蛇足ですが、2月の南米旅行で立ち寄ったペルーの田舎町の教会にも壁に大きく最後の審判が描かれていましたので教会壁画としてはポピュラーなようです。

トルコ・イスタンブールには有名なアヤソフィアがあります。円天井です。
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東ローマ帝国時代に建設され何度かの火災や震災の後、西暦994年頃の修復で現在の形のドームになったようです。勿論キリスト教会として完成しました。しかし1453年、オスマントルコに征服され、モスクになりました。

内部はイスラム文様に改装されたのですが、キリスト教徒の絵があまりに見事だったので一部は残ることになり、特に御子を抱いた聖母マリアの絵は観光の目玉になっているようです。
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バチカン教皇庁にあるセント・ピータ大聖堂(サン・ピエトロ大聖堂、イタリア語:Basilica di San Pietro in Vaticano)の創建は4世紀。現在の聖堂は2代目にあたり、1626年に完成したものですがドーム型です。
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しかし創立当時はドームではなかったようです。
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旧サン・ピエトロ大聖堂復元図

ドーム型の屋根が現れたのはいつ頃か?キリスト教とイスラム教のどちらが早くドームを使い始めたのか?キリスト教はイスラム教より6百年早く生まれたのですから最初は尖塔型の教会で、後にドーム型も現れ始めたのかも知れません、モスクの影響を受けて。
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上:ドイツ・ケルンの大聖堂Cologne - UNESCO World Heritage - River Rhine, Hohenzollernbrücke , the Dom Cathedral of Cologne – Germany

ドーム(丸天蓋)の造り方は様々なようですが、今回の不思議な質問はウズベキスタンの青天蓋ドームに限定し、その解答を探す、ということにさせて頂きますのでご了承下さい。

こうしていろいろウズベキスタンの関連事項を調べていると異国情緒にあふれる国のように思えてきて段々と期待感は高まってきます!
大好きなビールについても確認しましたが、地産ビールが見つかりました!他にも数ブランドありました。旅行先でビールを飲む!これも楽しみの一つです。
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ビールと言えば既報「ビールの不思議」で私が第三のビールを毎週2缶飲んでいると書いたのを見た私のブロトモから、私なんか毎日2缶、サントリーのプレミアモルツを飲んでいる、と言ってきました!ベルギーでも沢山飲んだとも言ってました。
しかし、毎日2缶も飲むなんて、ありがたみと味の深みが薄れて水みたいになってるはずです、きっと。
なんでも節度というものが重要なことはお釈迦様も言ってました、つまり中庸が大事だと。
とはいえ、私もウズベキスタンで水みたいにビールを飲んでみたいです。
(完)
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