Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草: 季節外れの野菜を作れば


今日は6月23日。初夏です。いつものスーパーに女房殿とショッピングに行ったんですが、キャベツが1玉99円で、ここ数か月の最安値でした。99円で売り出されたのは、2ヶ月程前で、以降、週2、3回いくのですが、99円の時が多いです。旬なんでしょうね。

で~このキャベツですが~
少し前は250円くらいしていたんですね。キャベツと言えば、玉子と並んで、“安くて栄養があって、一年中、手に入る健康食品の代名詞”みたいなものですが、大雑把なmhには“やっぱ冬はキャベツの旬じゃあないから250円が相場じゃあないの?”ってな感覚しかありません。どうなんでしょうねぇ。平年の月別キャベツ価格推移グラフでもあれば、はっきりするんですが・・・

ハウス栽培が普及した今日、高地でキャベツを作るなら、夏は自然気候で、冬はハウス内で栽培できるでしょうから、やっぱ1年中、大量に、安く、キャベツを栽培できるんじゃあないかって思うんですが、TVを見ると、嬬恋高原の広~い畑の中、ハウスなどではなく青空の下で、キャベツを収穫している若夫婦なんかが出てくる健康食品のコマーシャルがTVで流れていたような記憶が朧(おぼろ)にありますから、キャベツのハウス栽培は少ないんじゃあないでしょうか。

しかし、季節をずらしてキャベツ、西瓜(スイカ)、苺(いちご)など、野菜を次々に途切れなく栽培すれば、旬の時期の2倍以上の価格で1年中、複数の野菜を売り続けられるわけですから、温湿度や日照を管理できる栽培工場みたいなものを造って、大雨や旱魃(かんばつ)や冷夏、暖冬があっても、計画生産、計画出荷する体制を整えたら、きっとべら棒な利益が得られると思うんですが、あまり普及していないようです。日本には小規模・小資産の農家が多く、対応能力がないためでしょう。ならば政府主導の“国営農場”ってことも考えられますが、政府が関与すると、市場への対応や、体質改善にほころびが出て、大金をつぎ込んだ計画が頓挫(とんざ)するのは目に見えていますから、やっぱ民間主導でやらなきゃあならないと思いますが、農業の大型化・近代化が進むと、弱小農家がつぶれちゃうからといって、政府は規制をかけていて、農業改革は一向に進みません。

しかし、考えてみたら、いろんな手立てを尽くして、冬にわざわざ夏野菜のスイカを作らなくても、南半球で栽培したスイカを輸入するって手もありますから、季節外れの野菜を同じ場所で1年中、作り続けるビジネスが絶対に儲かるとは言えません。

更には、最近はフリーズドライ(冷却乾燥)技術がありますから、ひょっとしたらキャベツだって何だって、野菜は旬に大量収穫してフリーズドライすれば、1年中、安い価格で手に入れることができる時代が来ていると思います。我が家も、コーン、枝豆、ブロッコリー、ニンジン、ホウレンソウ、ポテトなどの冷凍食品のお世話になり重宝しています。果物も同じで、オレンジや林檎、桃なども、濃縮還元とか加熱滅菌してジュースにしておけば、1年中、いつでも安い価格で摂取出来ます。

そう考えると、季節外れの、付加価値の高い野菜や果物を作る労力は、フリーズドライや濃縮還元などの技術に押されて、なかなか実を結ばないかもしれませんが、温室で育ったものでも、生の野菜は、フリーズドライ品よりずっと新鮮でおいしいのは間違いないですから、高級品志向のお客さんが500円のキャベツを買うってな市場もあるわけで、事業として成り立つ部分もあるんじゃあないかと思ったりもします。

地球温暖化で野菜栽培環境は年々変化しています。これに合わせて作物の種類を変えるとか、温湿度管理型栽培を導入するとか、フリーズドライの技術を組み合わるとか、海外から大量輸入するなどの対策が考えられ、これによって季節外れの野菜や果物を楽しめるチャンスが増えているのですが、いずれも日本の小規模農業では対応不可能です。このままでは、収穫量は減少して輸入やフリーズドライが増加する傾向をたどり、日本農業は衰退して野菜の価格は上昇の一途をたどることになります。

農業の自由化・大規模化を許容する政策は急務だと思います。“若者が農業から離れていくのを止めない限り、日本の農業の将来はない!”とmhが言ったら、尊敬するお釈迦様も“それは因果応報というもので、自然の流れですよ”と仰って賛同してくれるはずだと確信しています!

The Seekers - Georgy Girl – 1966
https://www.youtube.com/watch?v=htnwnRR_ufs
(完)
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