Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草:彷徨う受動喫煙対策


(11月17日)
毎日新聞11/16(木)
<受動喫煙対策>喫煙可、飲食店150平方メートル以下
◇厚労省新案 新規、チェーン店は除く 面積規制を大幅緩和
 厚生労働省が受動喫煙対策を強化する健康増進法の改正について、焦点となっている飲食店は店舗面積150平方メートル以下なら喫煙を認める新たな案を検討していることが分かった。当初の30平方メートル以下のバーやスナックに限る案から面積規制を大幅に緩める一方、新規出店や大手資本の店は認めないなどの要件も付ける方向。与党と調整した上で、2020年東京五輪・パラリンピックまでの全面施行を目指し来年の通常国会に法案提出する構えだ。
 新たな案では、飲食店内は原則禁煙(喫煙専用室設置は可)だが、店舗面積150平方メートル(客席面積100平方メートル)以下なら店側の判断で喫煙可としてもいい。ただし、施行時点で開業し、大手チェーン店などではない中小企業や個人事業主が運営する店に限るなど、一定の歯止めをかける。面積による線引きは「臨時の措置」と位置づけるが、見直しの時期は明示しない。
 また、未成年の受動喫煙被害を防ぐため、20歳未満の客や従業員の喫煙スペースへの立ち入りを禁じる。人気が高まっている「加熱式たばこ」については、一定の健康被害が確認できるとして、当面の間は喫煙スペースでのみ認める。
 厚労省は病院や学校などの禁煙を19年9月開幕のラグビー・ワールドカップまでに先行実施し、20年4月に飲食店を含めた全面施行を目指す。世界保健機関(WHO)の受動喫煙対策の格付けが最低ランクの4番目から3番目に上がるのは、当初案と変わらない。
 政府・与党は今年の通常国会で法改正する構えだったが、自民党が「飲食店が廃業に追い込まれかねない」などと厚労省案に反発。店舗面積150平方メートル以下なら喫煙できるとの対案をまとめ、厚労省は法案提出すらできなかった。法案作成を主導した塩崎恭久氏に代わって加藤勝信厚労相が就任したことで自民党案に近付いたが、党内には規制賛成派と緩和派がおり、調整が難航する可能性もある。受動喫煙対策の推進を求める患者団体などからも反発が出そうだ。
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当初案より後退するが、いつまでも前進がないのはまずい、という判断で妥協案で進めることになったと別の記事にありました。

厚生労働省の“e-ヘルスネット”によれば、日本の受動喫煙対策は主要の中で一番遅れているとのこと。少し古いデーターですが2012年の各国の状況の一覧表が掲載されています。
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日本は全て“X”、つまり受動喫煙の規制が、飛行機を除けばどの施設でも法制化されていないんですね。病院や学校すらも自主性に任せているだけです。
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朝日新聞デジタル2017年2月22日
喫煙と肺がん「そんな関係あんの?」愛煙家・麻生氏発言
 麻生太郎財務相は21日の衆院財務金融委員会で、喫煙者が減っていることについて触れるなかで、「肺がん(の患者数)は間違いなく増えた。たばこってそんな関係あんのって色んな人に聞くんです」と述べた。日本維新の会の丸山穂高衆院議員の質問に答えた。
 麻生氏は愛煙家として知られ、喫煙と肺がんの因果関係に疑問を示した形だ。さらに電子たばこについて「国会で吸えるよう提案してみてはどうか。イライラがずいぶん収まって、激論もちょっとは減るんじゃないか」とも語った。
 国立がん研究センターなどの研究班によると、喫煙者が肺がんになる可能性は、男性では非喫煙者の4・4倍、女性では2・8倍高い。厚生労働省の専門家会議が昨夏まとめた「たばこ白書」は、「科学的根拠は因果関係を推定するのに十分」としている。
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飲食店経営者で構成されている日本フードサービス協会は飲食店での受動喫煙対策の実施に大反対です。売り上げが低下して倒産する店が出ると言うのです。

この意見に後押しされた自民党議員は、愛煙家の麻生副総理を中心に、受動喫煙対策の推進を阻止しているんですね。
しかし、WHO世界保健機構からの強い苦情、2020年のオリンピックとの関係、など、所謂(いわゆる)外圧を受けたので、渋々、腰を上げたというのが実態でしょう。

世界の主要国のほとんどが何らかの対策を実施しているにもかかわらず、日本は日本の事情があるということでこれまで放置していたのですが、対策を進めた外国には事情がなかったんでしょうか?日本だけが特別の事情があるっていうのでしょうか?

麻生副総理や日本フードサービス協会の主張が示しているように、日本は禁煙後進国だと思います。mhは喫煙20年、その後は禁煙を30年以上続けていますが、たばこを喫(す)うといいこともあるというのは嘘だと確信しています。日本が馬鹿にしている韓国よりも、共産党独裁の中国よりも、他のどの先進国よりも対応が遅れているのに、胸を張って、タバコと肺がんの因果関係を否定する人物が日本のリーダの一人だというのは日本国民としては恥ずかしいかぎりです。ま、トランプ大統領よりもましだとは思いますが。

で、トランプ大統領は喫煙派なんでしょうか?彼には6つの奇妙な癖がある、というネット記事によれば、酒、コーヒー、紅茶、タバコはやらないようです。
Six unusual habits of Donald Trump
http://www.news.com.au/world/north-america/six-unusual-habits-of-donald-trump/news-story/9f6108c21ddc52bc638326de55b1e6e3

言っても何の足しにもならないと思いますが、麻生氏は直ちに禁煙すべきです。禁煙を馬鹿にしていると肺がんで苦しみながら死ぬことになると予言しておきましょう。喫煙家の肺がんはたちが悪いですからね。

それにしても、日本の政治家は時代錯誤の独善家が多く、将来があやぶまれます。早く世代交代させねばなりません。

Whitney Houston & Mariah Carey - When You Believe
https://www.youtube.com/watch?v=KX17V9KeJRM
(完)
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