Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草: 宝くじと同じ?

最近、宝くじのニュースには、あまりお目にかからなくなりました。mhは宝くじを買う習慣はないのですが、姉の一人は毎年ジャンボ宝くじを買うって言ってましたから、今でも愛好家は多いのかも知れません。

総務省の「宝くじ検討会(売上Upを検討する会)」の資料によれば、売上高は“平成17年度(2005年)の1兆1,047億円をピークに漸減傾向にあり、平成22年度(2010年)には9,190億円にまで低下している”ようです。ネットニュースによると、「2015年度は、『年末ジャンボ宝くじ』で1等前後賞合わせて当選金額を10億円に引き上げた結果、宝くじの発売実績が9154億円と増加しましたが、2016年度は減少に転じ、18年ぶりに8452億円と8000億円台に戻っています。内訳は、ジャンボが11.5%減、『ナンバーズ』『ロト6』『ロト7』などの数字選択式宝くじが5.2%減でした」(総務省)。つまり、宝くじの売り上げは減少傾向にあるんです。

で~宝くじを担当する総務省は「世論調査によれば「当たると思わない」との理由で購入しない消費者が多いことから、従来よりも当たりやすいくじを発売することが望ましい。例えば、一等賞金を低額とする分、当せん本数をできる限り多くするとともに、当せん金総額の比率を法律の上限である50%に引き上げたくじを発売することが考えられる」って分析しています。

更には、あるネット記事では「宝くじの控除率(売上高に占める税金や手数料の総額の割合)は50%を超えている。胴元がもうけ過ぎる賭け事が衰退するのは至極当然と言えるのかもしれない」と結んでいました。

mhもネットで調べたんですが、宝くじの配当率は50%を超えてはいけないっていう法律があるようですね。つまり、あなたが1万円をジャンボ宝くじとか、ロト6に投資したとして、確率的な期待値は最大でも5000円で、投資金額の半分しか返ってこないんです、数学的に考えれば。

で~
今日(2/24)配信の毎日新聞ネットニュースにこんな記事がありました。
<カジノ>管理委員5人を国会同意人事に 強い権限アピール
◇統合型リゾート実施法案
 政府は、統合型リゾート(IR)実施法案に盛り込む独立行政機関「カジノ管理委員会」の全容を固めた。委員長を含む委員5人を国会の了承を得て任命し、任期は5年とする。国内のカジノが適正に運用されているかを管理監督し、法令違反があればカジノ事業免許の取り消しや業務停止、業務改善命令などの行政処分を行う。国会同意人事とすることで慎重な人選と強い監督権限をアピールし、カジノへの国内の理解を得る狙いもある。
(以下省略)

所謂(いわゆる)カジノ法案の正式名は総合型リゾート実施法案のようですね。で、7年先の2025年にリゾートのオープンを目指しているようです。そこにはカジノだけではなく、娯楽施設も造られるんですね、総合リゾートですから。
で~他国の総合リゾートの一例を挙げるとシンガポールの“‎Marina Bay Sandsマリーナ・ベイ・サンズ”です。
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たしか、屋上には露天プールがあるはずです。カジノはビルの何階かにあるんでしょう。
ラスベガスも言わずと知れた一大娯楽総合リゾートで、ネバダ州の砂漠の真ん中に造られています。
マカオのカジノも有名ですね。ネットで少々古いのですが、次の記事が見つかりました。『マカオのカジノでバカラの賭け金を捻出するために連結子会社から106億円もの借金をし、’11年に特別背任により逮捕された、大王製紙前会長・井川意高氏。一晩で儲けた最高額は23億円』。

で~
2日前の2月22日付け毎日新聞ネット記事によれば『政府は21日、カジノを含む統合型リゾート(IR)の入場料として、日本人と国内居住の外国人から一律2000円を取る案を自民、公明両党に示した。カジノへの安易な入場を抑えるのが目的で、今国会に提出予定のIR実施法案に盛り込む。しかし、公明党から異論が噴出したため、引き続き与党と協議する』とありました。
今、国会では総合リゾートへの入場料を検討していて、外国人は無料で入れるんですが、日本人からは入場料を取ろうって考えてるんです。2千円では安すぎるから1万円にすべきって意見もあれば、入場料は取るべきではないって意見もある段階のようですね、今は。

更には、外国人はクレジットカードOKだが、日本人には現金しか認めないようです。つまり現金でチップを買い、ギャンブルが終わったらチップを現金で払い戻してもらうってことです。使いすぎを防ぐのが目的でしょう。
また、2月15日付け朝日新聞ネット記事には『カジノ入場、日本人は週3回・月10回まで 政府規制案』との見出しがありました。やっぱ、今、国会ではカジノ法案の運営方針を検討しているんですね。で、外国人は自由だが、日本人には、のめり込んでしまわないよう、規制をかけようとしているんです。

で~
1日あたり、いくらまでカジノで使ってもいいか、ってことですが・・・
外国人は無制限に近いと思いますが、日本人の場合、今の流れを見ていると、上限が定められるんじゃあないでしょうか。現金しか使えないという点からも制約が生まれます。つまり、1万円札の束で賭け金を持っていく場合、1万円札は体積は76x160x0.1mm、重さ1グラムですから、1億円なら12リットル、重量10Kgで、それを入れるケースも考えると、一人で持ち込める現金の体力的限界でしょう。で、法律が上限を定めているかどうかは、ネットでは確認できませんでした。これからの議題かも知れませんが、無制限ってことにはならないでしょう。

以上をまとめると、2025年にオープン予定の総合リゾートの眼玉のカジノについては、今、国会議員たちが検討中だが、最高金額も、入場料も、その他の制約も検討段階で未確定だと言えるでしょう。

で~
このリゾートを建設し、運営するのは誰かってことですが・・・
恐らく政府または自治体または、これらの管理下に置かれる法人で、いずれにしても100%税金が投入されるはずです。つまり、ディズニーランドを国費で造り、その中にカジノも造り、それを国が、つまり公務員が運営するってことですね。

カジノの利益は、当然ですが賭け金の一部から捻出する計画でしょう。総合リゾートを造るのは、税金を注ぎ込みながら人々を喜ばせ、儲けさせることが目的じゃあないんですから。とすれば、宝くじなら最大50%の配当率はカジノではどうなるんでしょう?

ゲームの種類によって配当率は異なるはずですが、恐らく、ゲームの種類とその配当率は世界の他のカジノと同一になるでしょう。とすれば、カジノの平均配当率はいくらなのか?

ネットで見つけたある情報によれば、ルーレットの場合、ある数字1つに賭ける“1点賭け”では、当たる確率は1/38(数字は全部で38あります)で、その数が出ると戻る金は賭け金の36倍らしいです。この場合、胴元の利益率は5.26%(=1-36/38)とのこと。つまり、宝くじなら50%の配当率ですが、ルーレットの1点賭けなら94%ってことです。儲(もう)けには恐らく(不労)所得税20%がかかるでしょうから、実質配当率は75%程度ってことになります。

とすれば、射幸心が強い人は、宝くじをやめ、総合リゾートで遊んだり、食事したり、で、ついでにギャンブルしてみようって考えるんじゃあないでしょうか。すると、宝くじの売り上げは更に減り、リゾート近くでは、行楽客はリゾートに取られてしまうので歓楽街や飲食店の売り上げは減り、総合リゾートでギャンブルして財産を減らす人は増えていくって構図が考えられます。

この総合リゾート法案の細部を、国会議員が役人の資料をもとに検討している段階なんですが・・・
mhは総合リゾートができれば、その周辺の生活環境は悪化すると思いますね。更には、リゾートの運営は役人がやりますから、上手くいかず、いろんな問題が生じると思います。総合リゾート自体は客さえくるなら計算上は利益が出るのですが、施設建設費や運営費を賄(まかな)えるだけの客が集まるかは全く不透明です。世界のカジノを見ていると、東京や横浜など、外人客が多くくる場所に造れば、運営費以上は稼げるかもしれませんが、ルーレットの確率例からも判るように、均(なら)して見れば胴元しか儲からないギャンブルで観光客を呼び込んだり、儲けたりしようって魂胆はとても褒めたものじゃあありません。しかも運営は、損失が出たって自分の懐(ふところ)は何も傷(いた)まない公務員がやるってんですから、一体全体、日本の国会議員は、なんでこんなつまらない企画しか思いつかないのかって、情けなくなります。こんな企画は、税金じゃあなく、国会議員の年俸や年金を充当すべきだと思いますね、mhは。

Chicago - You're The Inspiration (Lyrics)
https://www.youtube.com/watch?v=wM-XhQeFzW4

(完)
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