Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

MH徒然草ー1:イスラム教と紛争

パレスチナ自治区ガザでは、イスラエル軍とハマスの間のロケット弾の打ち合いやイスラエル地上部隊の作戦が展開しています。今は停戦中で少し落ち着きを取り戻していますが。

シリアではアサド大統領の退陣を要求する反体制派と大統領派の内戦が続いています。

イラクでは政府軍と反政府組織の間で内戦が続いています。イスラム国などという如何(いかが)わしい名前のゲリラ組織も現れ、ゾロアスター教徒などを殺戮(さつりく)しています。

連日、多くの人が死んでいくこれらの紛争には少なからずイスラム教徒が関与しています。イスラム教徒と他教徒の間の紛争、イスラム教徒と軍事・独裁政権の内戦、イスラム教シーア派とスンニ派の内紛、などです。

イスラム教徒は主に砂漠地帯またはその近くの土地で生活しています。野菜、果物、穀物などは不足しがちです。草原が少なく、家畜の数も少ないのではないかと思います。
猫の額のようなオアシスに水を求めて人が集まって暮らしているのですが、そんな所に工場などが建てられるわけはなく、現金収入手段はほとんどありません。食料は不足し日用品の購入もままならないとなれば、神に救いを求める気持ち、言い換えると宗教への思い入れ、は余人では測(はか)り知れません。

そんなところに、近年、石油という思いもしなかった富が地下から噴き出したのです。青天の霹靂とも言える石油資源を巡り、権力を世襲し続けている国王や、政権を操(あやつ)るイスラム教の指導者たちの思惑に、利益目当ての外資が絡んで、様相は混沌としてきました。

貧困、排他的宗教、そこに投げ込まれた皮肉とも言える富(石油)、が三つ巴(ともえ)になって紛争が勃発しているのです。

イスラム教が他の宗教を否定することを止めれば世界の紛争は半減するのでしょうが、それでは神の教えに反するのですから、他の宗教、つまり邪教、を全て撲滅するまで、イスラム教徒は闘争を続けるかも知れません。その結果、もし世界中をイスラム一色に出来た時、彼らを待っているものは何でしょうか?平穏な暮しなどではなく、自己破壊に違いありません。イラクでシーア派とスンニ派が内部抗争(殺し合いです!)しているのがその証拠です。

しかし、貧困が解消されたなら、イスラム教徒と言えど、好んで邪教の撲滅に走ることはないでしょうから、紛争は減少するはずです。としたら、彼等の貧困を減らす施策で、私たちが出来ることは何でしょう?何をやっても無駄な努力に感じられます。

だからと言って何もしない、というのは好くないと思います。そこで思いつくのは、例えばユニセフや国境なき医師団など、イスラム貧困層の支援活動もしている団体への寄付です。インターネットで簡単に寄付ができますので、心と資金に余裕が生まれたら是非ご検討下さい。

最後に、ふと思い出した宮沢賢治の有名な詩をあげて終りたいと思います。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋(イカ)ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ陰ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
・・・御釈迦さんみたいな人になりたい!って言ってるんですねぇ。
(完)
月曜:世界の不思議
金曜:mh徒然草
を投稿します。  Mystery Hunter

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コメント


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柘榴石さんへ

貴コメントに返信しようとしたら貴コメントが消えてしまいましたので、この欄で私の回答を簡単にお知らせします。

私はイスラム教だけでなく、キリスト教やユダヤ教についても知識はほとんどありません。従って、ご指摘のように宗教を批判すべきではないのでしょう。

紛争はいろいろな理由で起きますが、貧困が最大の理由だと思っています。貧困でなければ生活を維持でき、教育を受けることもでき、多くの情報を得ることができ、自分で自分の生き方を決めるチャンスが増えます。
貧困以外の紛争の大きな理由としては異質な文化や考えの排斥があります。イスラム原理主義者は他教徒を排斥するし、女性が教育を受けることを好としません。また、北朝鮮やミャンマーなどの軍事政権国、一党独裁の国では、国を批判する発言はできません。共通するのは他の思想を否定し排斥する考えです。これでは内紛が起きて当然だと思うのです。

mystery hunter | URL | 2014-08-30(Sat)18:54 [編集]


Re: 貴様のイスラーム誤認

柘榴石さんのコメントに回答しようとしたらコメントが消えてしまい、私のブログのコメントに回答を貼り付けておきました。
今調べたら、迷惑メールに入ってしまっていたようで失礼しました。

下記に回答を載せますので、またご意見あればお聞かせください。

私はイスラム教だけでなく、キリスト教やユダヤ教についても知識はほとんどありません。従って、ご指摘のように宗教を批判すべきではないのでしょう。

紛争はいろいろな理由で起きますが、貧困が最大の理由だと思っています。貧困でなければ生活を維持でき、教育を受けることもでき、多くの情報を得ることができ、自分で自分の生き方を決めるチャンスが増えます。
貧困以外の紛争の大きな理由としては異質な文化や考えの排斥があります。イスラム原理主義者は他教徒を排斥するし、女性が教育を受けることを好としません。また、北朝鮮やミャンマーなどの軍事政権国、一党独裁の国では、国を批判する発言はできません。共通するのは他の思想を否定し排斥する考えです。これでは内紛が起きて当然だと思うのです。

> 「イスラム教と紛争」というよりは、「中東の紛争」の方がタイトルとしてはいいんじゃねえのか?東南アジアのインドネシアが最大のイスラーム国家であることからも分かるように、イスラームは「世界宗教」であって、決して「砂漠の宗教」ではない。「砂漠の宗教」という理解は大昔のものだぞ。
>
> イスラームは、欠陥があるとはいえ自分たちの宗教(=一神教)の先行者ということで、ユダヤ教・キリスト教を認め、「啓典の民」として保護してきた長い歴史を無視するのかね?
>
> 近現代におけるムスリム(イスラーム教徒)と非ムスリムの紛争は、中東への進出を図る西欧列強が中東の非ムスリムをパートナーとして利権を拡大していったことや、中東の非ムスリムの側も西欧列強の庇護下で利益を拡大していったことに対するムスリムの憤りという側面もある(このような西欧列強、それに与する非ムスリムの行動は、ムスリム側からすれば主権侵害である)。
>
> 「怪しい事実(?)は余興!」などとほざいているが、無知・誤解・偏見があまりにも多くねぇか?多くの人々の目に触れるブログをやっているんだったら、「怪しい事実(?)」は極力少なくしてもらいたいもんだ。

mystery hunter | URL | 2014-08-30(Sat)19:01 [編集]