Mysterious Questions In The World

世界のミステリーをご紹介します。

mh徒然草ー13:縁起担ぎ

10月22日、TVの朝のバラエティで市川海老蔵の結婚式でのお返しの祝儀袋や引き出物を締める、注連縄(しめなわ)ではないですねぇ、水引(みずひき)というようですが、その紅白の水引の紐の縛り方が紹介されていました。簡単な方法でしたが少し変わっていて、決してほどけない!とのこと。結んだ縁がほどけませんように!と縁起を担いだのでしょうが、結べるのならば解(ほど)けると思うのですが・・・どうなんでしょう。

ネットで調べると海老蔵氏の結婚式は4年前でしたから、そんな昔の水引が今日、TVで取り上げられたということは、よほど斬新な結び方だったのでしょうかね。海老蔵氏はまだ離婚していないようですから、縁起を担いだ甲斐があった例と言えるでしょう。

縁起をネット辞書で調べると次の通りでした。
①事の吉凶の前兆。きざし。前ぶれ。「-がよい」
②社寺の起源・由来や霊験などの言い伝え。また,それを記した文献。「石山寺-」
③事物の起源や由来。
④〘仏〙因縁によってあらゆるものが生ずること。
[句]縁起でもない・縁起を祝う・縁起をかつぐ

Wiki「水引」で判ったことをご紹介しましょう。

まず起源(縁起とも言えますね!)ですが、次の通りです。
「室町時代(1336–1573)の日明貿易において明からの輸入品の箱全てに赤と白の縄が縛り付けられていた。この縄は明側が輸出用の品を他と区別するために使用していたに過ぎなかったが、日本側がこの縄を贈答に使用する習慣と誤解し、以後の日本で贈答品に赤と白の紐をかけるようになった。」
つまり日本で自発的に生まれた習慣ではなかったんですねぇ。

使用する紐は1本ですが、長さ方向の丁度真ん中で色が違うのが普通です。よく見かけるのは半分が赤で半分が白の紐。祝い事で使われます。白と黒に分けられた紐は仏事用です。紐の色には、赤、白、黒、以外に、金、銀、紅(黒に近い玉虫色の赤で皇室専用)があるとのこと。しかし、途中で色が変わる紐を使って結ぶ風習は、世界広しと言えども日本だけではないでしょうか。

結び方は千変万化(せんぺんばんか)ですが基本は花結び、結び切り、あわじ結び、の3つです。
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しかし、縁起担ぎの代表は、やっぱり、神社の参拝ではないでしょうか。以前にブログで取り上げた靖国神社の参拝は、御神体が軍人ですから縁起担ぎとは異質ですが、普通の人なら何のためらいも無い初詣(はつもうで)や、七五三のお宮参りなんかは、善(よ)いことが有ってほしいという願いからの参拝です。

勿論、参拝してお願いすれば叶う、というものでもないのは誰もが先刻承知で、「結び切り」の水引を使った結婚式でも離婚だってありえることも先刻承知です。そうはいっても、善いことがあってほしいし、せっかく結ばれた二人なのだからできれば別れることがないように、と願うのですね、ダメ元で。

所詮、縁起を担いだところでどうなる訳でもないのですが、水引の種類も神社の御神体も、いろいろな思いが込められて千差万別(せんさばんべつ)です。

日本人の、縁起に対する拘(こだわ)りは、水引や神社参拝を文化と呼べる領域に高めた!と思います。効率や経済性だけで物事を決めず、どちらでもいいようなことにも拘(こだわ)ることは、時には必要だ、というよい例と言えるでしょう。でも、拘りすぎると問題を起こすこともありますから、程度を弁(わきま)えることは勿論、必要です。我が敬愛するお釈迦様も仰っています「何事も中庸(ちゅうよう)を持って好(よし)とせよ!」と。あれ?この言葉は我が尊敬する孔子先生が仰っていたのかな?どちらにしても、正論です。
(完)
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